三年三カ月三日の瞑想
二年前の冬、イグーという村に滞在していた時のこと。僕は村からさらに北の人里離れた山奥にある、ケスパンと呼ばれる場所を訪れました。 ケスパンの標高はイグーよりさらに高く、4000メートル近くはあったのではないでしょうか。周...
二年前の冬、イグーという村に滞在していた時のこと。僕は村からさらに北の人里離れた山奥にある、ケスパンと呼ばれる場所を訪れました。 ケスパンの標高はイグーよりさらに高く、4000メートル近くはあったのではないでしょうか。周...
冬のラダックでは、最低気温はマイナス30℃、最高気温も氷点下という日々が続きます。そんな苛酷な環境で暮らす人々にとってかけがえのない存在が、太陽の光です。 天気のいい日には、至るところでひなたぼっこをしている人を見かけま...
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 この「Days in Ladakh」も、開設してから約三年が経ちました。去年はずっと日本に釘付けだったこともあって、ラダックそのものに関する更新はなかなかでき...
ラダックの風景というと、草木一本も生えないむき出しの岩山と荒野‥‥というイメージを持っている方がほとんどだと思います。でも、レーの街や川沿いの村を訪ねると、意外なくらい緑が豊かな場所があることに気付くはずです。 特に目立...
2007年から2008年にかけて、冬のラダックで取材をしていた頃、僕はレーのチャンスパ地区にあるタシ・ギャルツェンさんのお宅にホームステイをさせてもらっていました。 毎朝8時か9時くらいに起きて、台所でストーブに木切れを...
この写真を撮ったのは、2007年5月13日。足かけ一年半に及ぶラダックでの長期取材のため、レーの街に到着したまさにその日のことでした。 それ以前に何度かラダックを訪れていた時も、僕は結構たくさん写真を撮っていたのですが、...