「バター茶の味について思い巡らすこと」
エッセイの寄稿のお知らせです。教育と心理学を専門とする出版社、金子書房のnoteで特集されている「自己と他者 異なる価値観への想像力」というテーマに沿う形で、「バター茶の味について思い巡らすこと」というエッセイを書きました。 「バター茶の味について思い巡らすこと」(著述家・編集者・写真家:山本高樹) このエッセイで取り上げたのはチベット文化圏のバター茶ですが、バター茶に限らず、異国で食べ物や飲み物 […]
Days in Ladakh ラダック滞在記 │ 山本高樹
エッセイの寄稿のお知らせです。教育と心理学を専門とする出版社、金子書房のnoteで特集されている「自己と他者 異なる価値観への想像力」というテーマに沿う形で、「バター茶の味について思い巡らすこと」というエッセイを書きました。 「バター茶の味について思い巡らすこと」(著述家・編集者・写真家:山本高樹) このエッセイで取り上げたのはチベット文化圏のバター茶ですが、バター茶に限らず、異国で食べ物や飲み物 […]
ここ最近、自分の本と仕事関連のツイートばかりだったので、たまには違う話題を。今年の3月と4月、2人の知人の方がそれぞれチベットを題材にした本を上梓されたので、その2冊を紹介しようと思います。 1冊目は、『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』。著者の小川真利枝さんは映像やラジオのドキュメンタリー制作をはじめ、チベット関連では、チベット本土で映画を撮ったことで逮捕された夫ドゥンド […]
上の写真は、2010年の夏、ヌブラのサムタンリン・ゴンパにて。 2015年の初夏、奇しくもほぼ同じ時期に、チベットについての2つのドキュメンタリー映画が日本で公開されます。池谷薫監督の「ルンタ」と、光石富士朗監督の「ダライ・ラマ14世」です。「ルンタ」はチベット本土で後を絶たない中国当局に対する焼身抗議を主題に扱い、「ダライ・ラマ14世」はダライ・ラマ法王への密着取材を核に構成された作品です。 ど […]
今回はこのブログにしては珍しく、CDのレビューなどを書いてみようと思います。というのも、先日購入したこの作品が非常に素晴らしい出来だったので。 「Tibet: Les Chants De L’exil – Songs From Exile チベット 望郷のうた」は、フランスのNGOアルタミラによって企画され、アーティストのボリス・ルロンの手で、ラダックでフィールドレコーディ […]
中国によるチベット人への宗教・人権弾圧に対するチベット人たちの焼身抗議が止まりません。2009年以来、その人数は現在までに90人を超え、死亡が確認された人も80人近くに達しています。特に、中国共産党の第18回党大会が始まる頃からの急増ぶりは顕著で、2012年11月だけで20人を超えています。 年老いた僧侶から、幼子を抱える母親、まだ十代の若者まで、Googleニュースで「チベット」と検索すれば、毎 […]
チベット人の少年を主人公にした、岩佐寿弥監督の映画「オロ」が、6月30日(土)の渋谷ユーロスペースを皮切りに、全国で順次上映されるそうです。マスコミ向け試写会のご案内をいただいたので、ひと足先にこの映画を観てきました。 現在のチベットをテーマにした映画というと、時に見るのが辛くなるほどの硬派なドキュメンタリーなのでは‥‥というイメージを持つ人もいるかもしれません。でも、この「オロ」は、そういったド […]