『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』が第6回「斎藤茂太賞」を受賞しました!

ご報告です。2020年4月に刊行した拙著『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』が、第6回「斎藤茂太賞」の受賞作に選ばれました。

「斎藤茂太賞」は日本旅行作家協会が主催する紀行文学賞で、過去一年の間に日本国内で発表された紀行文・ノンフィクション・エッセイなど、旅に関する書籍の中から一作品が受賞作に選ばれています。審査員には、作家の椎名誠さんや大岡玲さんなど、錚々たる方々が名を連ねておられます。これまでの受賞作で特に知られているのは、若林正恭さんのベストセラー紀行『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』や、若菜晃子さんの随筆集『旅の断片』などがあります。

その「斎藤茂太賞」の最終選考で『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』が受賞作に選ばれたという報せには、驚いたというより、正直、ものすごくほっとした心境になりました。これで、この本の制作に力を貸してくださった大勢の方々に、ほんのわずかながら、報いることができたのかもしれない、と。

未発表の原稿を公募して審査する文学賞と違って、出版各社から刊行された書籍を対象とする文学賞では、文章や写真など著者個人の力量に負う部分だけでなく、取材、編集、校正、デザイン、印刷、製本など、本づくりのすべての工程も評価の対象にされている、と僕は思っています。そういう意味で今回の賞は、『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』という本に関わってくださった、日本とラダック、ザンスカールのすべての方々に与えられた賞だと思っています。本当に、感謝してもしきれません。

今回の受賞をきっかけに、この『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』という本が、一人でも多くの方のもとに届いて、ほんの少しでも心の片隅に何かを残してくれたら、と願っています。そして僕自身はこれからも、力の続く限り、自分自身が心の底から作りたいと思える本を、一冊々々、愚直に作っていこうと思っています。

本当に、ありがとうございました。これからも、よろしくお願いします。

2件のコメント

斎藤茂太賞おめでとうございます!
数年前に町田市の版画美術館でのイベントに参加した者です。
その前だったか後だったかにラダックへ個人旅行しており、山本さんのサイトや本を参考にさせていただいてました。
以来今も、ときどきサイトを読んでいたのですが、今日また読みに行って受賞を知りました。

思えば私は、ラダックにはふと興味を持っただけだったのに、実際現地まで行ってしまったのは、山本さんの本やサイトの魅力によるものだったと思います。
受賞、ほんとうにおめでとうございます。なんだか嬉しくてコメント書かずにはいられませんでした。
まだ最新刊のほうは手に入れていませんが、なにかイベントのときに買おうと思ってます。
とつぜんのコメント失礼しました。これからのご活躍楽しみにしています。

コメントありがとうございます。町田のギャラリートークの際は、荒天の中、お越しいただきありがとうございました。コロナ禍の関係で、まだしばらくはイベントごとを開催するのは難しいかもですが、今後ともよろしくお願いします。

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