ゴッドファーザー
ひさしぶりに、ちょっと軽めの話題を(笑)。 ラダックのお酒というと、以前このブログでも紹介したチャンという大麦で作ったどぶろくや、アラクという蒸留酒があったりするのですが、それらは基本的にお店やレストランでは売っておらず、村で民泊などをさせてもらった時に、運がいいと飲ませてもらえるものだったりします。 では、ラダックのどこでお酒が手に入るかというと、基本的にはレーのメインバザール周辺にある数軒のレ […]
Days in Ladakh ラダック滞在記 │ 山本高樹
ひさしぶりに、ちょっと軽めの話題を(笑)。 ラダックのお酒というと、以前このブログでも紹介したチャンという大麦で作ったどぶろくや、アラクという蒸留酒があったりするのですが、それらは基本的にお店やレストランでは売っておらず、村で民泊などをさせてもらった時に、運がいいと飲ませてもらえるものだったりします。 では、ラダックのどこでお酒が手に入るかというと、基本的にはレーのメインバザール周辺にある数軒のレ […]
そういえば、まだこれを紹介してなかったな‥‥と思ってたら、昨夜デチェンさんがタイムリーに作ってくれたので、写真とともにご紹介します。 これはティモと呼ばれる料理で、小麦粉を練ってクロワッサンそっくりな形にして蒸し上げた蒸しパンです。野菜などを煮込んだものと一緒にいただきます。これが素朴なことこの上ない味で、なかなかいけるのです。 察しのいい方はお分かりかと思いますが、トゥクパにしてもモモにしてもス […]
意外に思われるかもしれませんが、実はラダックではパンもよく食卓に上ります。ラダック語では小麦粉を練って焼いたパンの類を「タギ」と呼んでいます。たとえば、インドから伝わってきたチャパティは「タギ・シャモ」(シャモは「薄い」という意味)と呼んだりしていますね。 外国人からラダッキ・ブレッドなどと呼ばれているラダック独特のパンは、「タギ・カンビル」と呼ばれています。小麦粉にイーストを加えて練って寝かせた […]
ラダックのローカル・フードでまだ紹介していないのは何だっけ‥‥と思っていたら、この間の夕食でスキウが出てきたので、紹介します。 スキウというのは、小麦粉を練ったものをシェルマカロニみたいな感じの団子にして、野菜や肉と一緒に煮込んだ料理です。味は家庭によってさまざまですが、ちょっととろみのある感じはシチューに似てます。そういえば名前も似てますね(笑)。町の食堂ではまずメニューにありませんが、田舎で民 […]
ラダックで食べられるチベット料理の中でも代表的なものの一つが、チベット風の蒸し餃子、モモです。ラダック語では「モクモク」と発音しますね。中身が肉なら「シェー・モクモク」、野菜なら「ツォドメ・モクモク」といった感じになります。 餃子と比べると、モモは皮が厚くてもっちりとしていて、食べごたえがあるのが特徴です。中身は羊肉か野菜で、食堂で注文すると、たいてい薬味に練り唐辛子がついてきます。町の食堂で食べ […]
インドという国では、人前でおおっぴらに酒を飲むことは避けるという習慣があるため、ここラダックでも酒屋はごくわずかで、ビールが飲めるレストランも限られています。では、ラダッキは普段酒を飲まないのかというと、全然そんなことはありません。 ラダックでよく飲まれているのは、チャンという酒。バッレという高地性の麦を発酵させて作るどぶろくです。見た目は白く濁っていて、口に含むとちょっと酸味があって、なかなかう […]