下ラダック(シャム)

1/4ページ

セルガルの槌音(『インドの奥のヒマラヤへ ラダックを旅した十年間』試し読み)

『インドの奥のヒマラヤへ ラダックを旅した十年間』に収録されているエピソードの中から、「瑠璃の湖のほとりで」の他にもう一編、こちらで試し読みしていただけるようにしました。遠い昔にネパールからラダックに来た仏師の末裔、鍛治職人セルガルたちの暮らす村、チリンでのエピソードです。よかったらご一読ください。

「経 Kei」7月号「地球の街角へ」寄稿のお知らせ

ダイヤモンド社が書店店頭などで無料配布している月刊PR誌「経 Kei」。同誌の2018年7月号の連載コーナー「地球の街角へ」に、ラダックのチリン村についてのショートエッセイと写真を寄稿しました。 エッセイのタイトルは「未来へと託される、匠の技」。拙著「ラダック ザンスカール スピティ[増補改訂版]」の52〜53ページに載せている写真の、バックグラウンドストーリーとなるエッセイです。メメレ・リンチェ […]

2018年夏のラダックツアー、引き続きご予約受付中です!

僕が現地でガイドを務めさせていただく、2018年夏のラダックツアーとザンスカールツアー。世間では5月の連休が明けたばかりで、夏の旅行の計画はこれから本腰を入れて、という方も多いと思いますが、おかげさまで僕たちの夏のツアーには、すでに大勢の方々からお問い合わせやお申し込みをいただいています。本当にありがとうございます。 7月下旬の催行を予定しているザンスカールツアーは、5月8日現在、仮予約の方も含め […]

  • 2018.03.27

2018年のラダック&ザンスカールツアー、日程発表!

「標高高い系フェス!」の会場でも紹介しましたが、2018年の夏も、ラダックでツアーガイドを務めさせていただくことになりました。今年の夏のツアーは、ザンスカールを訪れるプランと、上ラダックと下ラダックとツォ・モリリをめぐるプランの2種類。いずれも、日本の旅行会社GNHトラベル&サービスとラダックの現地旅行会社ヒドゥンヒマラヤとの共同開催によるツアーです。 山本高樹同行 ザンスカールの旅 プクタル僧院 […]

ラマユルへのもうひとつの道

レー方面からラマユル・ゴンパに向かう時、カルツェから先はたいてい、川沿いに近い平坦な道を行く方がほとんどだと思います。でも、それとは別に、もうひとつの道があることをご存知の方は、どれくらいいるでしょうか? 今ではあまり使われなくなったもうひとつの道は、「ジャレービー・カーブ」などという名で呼ばれているもので、目もくらむような断崖をクネクネと曲がりながら上っていく細い道です。この道をたどって進むと、 […]

スムダ・チュン・ゴンパ

スムダ・チュンは、下ラダックのザンスカール川沿いのスムダ・ドゥという村から、山道を歩いて二時間ほど登ったところにある村です。岩山の中腹にあるこぢんまりとしたゴンパのほかは、数軒の民家とわずかな麦畑があるだけの小さな村ですが、ここには、チベット仏教美術の至宝ともいえる存在が眠っているのです。

1 4