『旅は旨くて、時々苦い』
文・写真:山本高樹
価格:本体1200円+税
発行:産業編集センター
B6変型判240ページ(カラー16ページ)
ISBN 978-4-86311-339-8
配本:2022年9月中旬
去年の秋から執筆していた新しい本が、完成しました。『旅は旨くて、時々苦い』という本です。
二十代初めの頃から海外を一人で旅するようになって、かれこれ三十年以上経つのですが、これまでの旅の日々の記憶を、その時その場所で口にしてきた「味の記憶」を軸糸にして織り上げたのが、この本です。世界各地の食べ物や飲み物の話とともに、それらの記憶と自分の中で分かち難く結びついている旅の記憶を、二十数篇の文章に綴っています。
本を書きながらあらためてふりかえってみると、本当に、いろんな土地を旅してきたなあと思います。中国。ロシア。ドイツ。メキシコ。イラン。トルコ。タイ。ラオス。バングラデシュ。アラスカ。南アフリカ。台湾。インド。ラダック。そしてチベット。愉しい思い出ばかりというわけではなく、時には苦くてやりきれない思いもしました。その苦さも含めての自分自身の旅だったのだろうと思いますし、その思いを忘れないために書いたのが、この本だったのだと今は思います。
この『旅は旨くて、時々苦い』、発売は9月中旬を予定しています。一部の書店の店頭では、特典として、僕がラオスで撮影した写真を使用した特製ポストカード2種1組を、本とセットにして販売していただきます。大船のポルべニールブックストアでは、サイン本と特製ポストカードのセットを店頭およびWebショップで販売していただく予定なので、お近くの書店で特製ポストカードとのセット販売がない場合は、同店のWebショップを利用していただけると嬉しいです。
この本が発売となる9月中旬には、ポルべニールブックストアで、刊行記念のフェアや写真展示、トークイベントなどの開催を計画しています。それぞれの詳細が決まったら、また順次お知らせしますので、しばしお待ちを。
自分なりに、いろいろな思いを込めて書いた一冊です。よろしくお願いします。
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