
『雪豹の大地 スピティ、冬に生きる』の刊行を記念して、ポルべニールブックストア主催によるトークイベントを開催します。対談のお相手は、チベット語とチベット文学の研究のかたわら、多数のチベット文学作品の翻訳を手がけている、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授の星泉先生です。チベット文化圏の苛烈な高地で暮らす人々にとって、雪豹をはじめとする野生の動物たちはどのような存在であったのか。星先生からお話を伺えるのを、僕も個人的にとても楽しみにしています。どうかお楽しみに。
———
「Tibet Spiti Ladakh 高地で生きる人間と動物の過去・現在・未来」
日時:2025年4月26日(土)18:30〜20:00(18:10開場)
会場:ポルべニールブックストア(配信あり)
神奈川県鎌倉市大船3-4-6 清水ビル1階D
参加費(来店参加・配信視聴):1600円(税込)
参加方法:ポルべニールブックストアのイベント情報ページをご参照ください。
[スピーカー]
山本 高樹(やまもと たかき)
著述家・編集者・写真家。2007年から約1年半の間、インド北部のラダックを中心としたチベット文化圏に長期滞在して取材を敢行。以来、この地域での取材をライフワークとしながら、世界各地を飛び回る日々を送っている。主な著書に『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』『ラダック旅遊大全』(雷鳥社)、『インドの奥のヒマラヤへ ラダックを旅した十年間』『旅は旨くて、時々苦い』(産業編集センター)など。『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』(雷鳥社)で第6回「斎藤茂太賞」を受賞。最新刊『雪豹の大地 スピティ、冬に生きる』(雷鳥社)。
星 泉(ほし いずみ)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。専門はチベット語、チベット文学。研究のかたわらチベットの文学や映画を紹介する活動も行っている。『チベット文学と映画制作の現在 SERNYA』編集長。主な訳書にラシャムジャ『路上の陽光』(書肆侃侃房)『雪を待つ』(勉誠出版)、ツェワン・イシェ・ベンバ『白い鶴よ、翼を貸しておくれ』(書肆侃侃房)、『チベットのむかしばなし しかばねの物語』(のら書店)、編訳書に『チベット幻想奇譚』(春陽堂書店)など。ツェリン・ヤンキー『花と夢』(春秋社)の日本語訳で第61回日本翻訳文化賞を受賞。
コメントを残す