結婚式

7月19日、ラダック在住のチベット人、テンジン・クンガさんと、友人の陌間香里さんの結婚式に行ってきました。式にはクンガさんの親族や知人のほか、日本から香里さんと一緒にやってきた友人の方々も参列しました。

朝訪れたチョグラムサルにあるクンガさんの実家の玄関には、鮮やかな花を水に浮かべた器が置かれていました。

クンガさんのお宅の仏間では、朝早くからチベット人の僧侶による結婚式のための読経が行われました。

クンガさんと香里さん。仲睦まじいですね〜。クンガさんはレーにあるトラベルエージェンシーで働いていて、旅行でラダックを訪れた香里さんと知り合いました。クンガさんは日本語がペラペラ。近いうちに日本に行って香里さんと暮らすそうです。

結婚式はチベット式。午後、結婚するお二人や親族の方々が並び座っているところに、人々がカタ（儀礼用の絹のスカーフ）やご祝儀のお金やプレゼントを届けにやってきました。中にはみんなの前で踊り出す人もいました（笑）。

クンガさんのお姉さんの娘さん。大人たちと同じようにみんなからカタをかけてもらってご満悦。

近くにあるコミュニティホールには、大勢のチベットが集まって、飲めや歌えや踊れやの大騒ぎ。特にこのおばちゃんたち2人は強力で、かたっぱしからみんなにビールを注いで回って一緒に飲んでました（笑）。

日本の結婚披露宴のように、ドライアイスのスモークもケーキ入刀もキャンドルサービスもないけれど、お二人のために集まった人たちのあたたかい気持ちがじんわり伝わってくる、とてもいい結婚式でした。亡命チベット人の方々の絆は本当に強いですね。