Days in Ladakh

「ヨルク・シュマイサー 終わりなき旅」ギャラリートーク出演のお知らせ


© Keiko Schmeisser

ひさしぶりの投稿です。ラダックとアラスカでの滞在を終え、先週末、東京に戻ってきました。おかげさまで体調は問題なく、元気です。しかしまあ、今年の日本の夏は、尋常じゃない暑さですね……なかなか身体の調整が追いつきません(苦笑)。

さて、イベント出演のお知らせです。9月中旬から約2カ月間、町田市立国際版画美術館で「ヨルク・シュマイサー 終わりなき旅」という展覧会が開催されるのですが、その会期中の9月29日(土)14時から会場内で開催される特別ギャラリートーク「シュマイサーが訪ねた地」に、僕が登壇させていただくことになりました。

ヨルク・シュマイサーさんはドイツ生まれで、オーストラリアを拠点に活動していた版画家です。2012年に逝去されるまで世界各地を旅しながら精力的な創作活動を続け、「旅する版画家」とも呼ばれていました。欧米、日本、アジア、中東、さらには南極まで旅をして、その記憶を数多くの作品に刻みつけています。

シュマイサーさんはラダックやザンスカールも1984年頃に約6週間をかけて旅していて、印象的な作品の数々を制作しています。今回、僕が出演させていただくギャラリートークでは、ラダックとザンスカールを題材にしたそれらの作品について、僕の知っている範囲で現地の様子をお話しできればと思っています。

とにかく、どの作品も本当に緻密に、繊細に描かれていて、魅力的なんですよね〜。僕の出演するギャラリートークには予定が合わないという方も、会期中にぜひ足を運んでみていただけると嬉しいです。

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ヨルク・シュマイサー 終わりなき旅

会期:2018年9月15日(土)~11月18日(日)(月曜休館。ただし9月17日(月)、24日(月)、10月8日は開館し、9月18日(火)、25日(火)、10月9日(火)に休館)
開館時間:平日10時~17時(入場は16時半まで)、土日祝10時~17時半(入場は17時まで)
観覧料:一般800(600)円、大・高生、65歳以上400(300)円、中学生以下無料
※9月15日(展覧会初日)と11月3日(文化の日)は入場無料。
※( )内は20名以上の団体料金。
※身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は半額。
会場:町田市立国際版画美術館 企画展示室1、2
東京都町田市原町田4-28-1(アクセス情報
主催:町田市立国際版画美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
助成:オーストラリア政府、豪日交流基金、オーストラリアnowスポンサー
協力:日本航空、国立極地研究所
協賛:ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網

控えめに言って、世界一周

上の写真は、夕刻のデリー、パハルガンジにて。

今年もまた、出発の日が近づいてきました。7月9日に成田からデリーに飛び、翌10日朝にはラダックのレーに入る予定です。この夏に僕がガイドを務めるツアーは、ザンスカールツアーが7月21日からの9日間、ラダックツアーが8月1日からの6日間ですが、今年はそれらの前に、とあるグループのガイド役も務めることになりました。何を目的としたグループなのか、詳細はまたおいおいに明らかになっていくと思いますが、かなり面白いことになるはずなので、どうぞお楽しみに。僕自身もとても楽しみです。

そんなわけで今年の夏のラダックでは、僕は取材の類はほとんどせず、ガイドの仕事に専念することになりそうです。……ラダックでは。というのも、8月上旬にツアーガイドの仕事を終えた後、僕は日本に戻らず、デリーから北米大陸のサンフランシスコに直行(エアインディアの直行便が飛んでるのです)。そこからデンバー経由でアンカレジに飛び、約2週間、撮影目的でアラスカに滞在します。で、8月下旬に、アンカレジから日本に戻る、と。……世界一周ですよね、控えめに言っても(苦笑)。我ながら年甲斐もなくよーやるわとも思いますが、いったん日本に戻ってからアラスカに飛ぶよりも圧倒的に航空券が安かったので、こうなりました。

アラスカでは、昨年3月に訪れたカリブー・ロッジを再訪するほか、北極圏の原野の只中にある小さな村を訪ねる予定です。さて、どうなりますか。もちろん、アラスカの前にラダックとザンスカールでのガイド業もしっかりやらないといけませんが。とりあえず、ラダックとアラスカの両方をカバーするための装備と撮影機材を用意すると、バッグの重量がすごいことになりそうなので、腰を傷めないように注意します(苦笑)。

ラダックとアラスカでの滞在中、Wi-Fiの使えるところがあれば、折を見てTwitterやFacebookで情報や近況をアップしていければと思っています。帰国は8月23日の予定です。ではまた。

「経 Kei」7月号「地球の街角へ」寄稿のお知らせ

ダイヤモンド社が書店店頭などで無料配布している月刊PR誌「経 Kei」。同誌の2018年7月号の連載コーナー「地球の街角へ」に、ラダックのチリン村についてのショートエッセイと写真を寄稿しました。

エッセイのタイトルは「未来へと託される、匠の技」。拙著「ラダック ザンスカール スピティ[増補改訂版]」の52〜53ページに載せている写真の、バックグラウンドストーリーとなるエッセイです。メメレ・リンチェンのことはどこかでちゃんと書いておきたかったので、良い機会となりました。

経 Kei」2018年7月号は、7月10日頃から全国の主要書店で無料配布されます。全国の主な図書館でも閲覧できます。もしよかったら、「ラダック ザンスカール スピティ[増補改訂版]」と併せてご一読いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

松尾 純 写真展「クゼゥゲ・クシュ」ギャラリートーク出演のお知らせ

昨日(6月8日)は、下北沢の本屋B&Bで、エッセイストのたかのてるこさんとのトークイベントでした。チケットは追加分まで含めて予約で完売し、約100人もの方々にお越しいただきました。カウンターに座りながらマシンガントークをくりひろげるたかのさんとの台本なしのやりとりは、いつもと全然違う緊張感で、まるでロデオでもやってるみたいな気分でしたが(笑)、お相手には僕は役不足ながら、お客さんたちにはお楽しみいただけたようだったので、何よりでした。ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。

さて、今月末、もう一度、人前で話をさせていただく機会があるので、そのお知らせをば。

以前「撮り・旅! 地球を撮り歩く旅人たち」にも写真と文章を寄稿していただいた広島在住の写真家、松尾純さんの新作写真展「クゼゥゲ・クシュ」が、銀座と大阪のニコンサロンで開催されます。銀座ニコンサロンでは2018年6月20(水)から26日(火)まで、大阪ニコンサロンでは7月19日(木)から25日(水)までです(いずれも日曜は休館なのでご注意を)。

今回の写真展は、モンゴル西部でイヌワシを使って狩りをする鷹匠の一族を追ったドキュメンタリー。クゼゥゲ・クシュとは、遊牧民が家畜たちとともに次の牧草地を目指す年4回の大移動のうち、「春の移動」を意味する言葉なのだそうです。モンゴルの雄大な風景と、そこで暮らす人々の逞しさと優しさを松尾さんがどんな風に捉えているのか、僕も会場で展示を拝見するのがとても楽しみです。

銀座での展示期間中、6月23日(土)14時から松尾さんご自身が作品について話をするギャラリートークが開催されるのですが、そのトークの司会を、ふつつかながら僕が担当させていただきます。予約不要、参加費無料だそうです。松尾さんのお話を東京で直接聞ける機会はなかなかないと思うので、ぜひご来場ください。お待ちしています!

雑誌「地上」へのラオス写真記事の寄稿のお知らせ

6月1日(金)発売のJA(農協)グループ刊行の雑誌「地上」2018年7月号に、1月に取材したラオス北部の少数民族の村々についての写真記事「紅の矜持」を寄稿しました。同誌のカラーグラフに隔月で連載されている「極奥物語」の枠での掲載で、半年ぶり2度めの寄稿になります。

思い返せば、今年1月にラオスを旅したのは、「スタアラのマイルがバンコクまで往復できるくらいにたまったし、有効期限が切れないうちにどこかに行っとくか」という、軽い気持ちで思い立ってのことだったので、こんな風に記事にまとめさせてもらえるとは、正直あまり想像してませんでした。なので、今回こうした機会をいただけて、とても嬉しかったです。編集部の方々、ありがとうございました。

雑誌「地上」は一般の書店では扱われていないのですが、Web上にある下記のページから申し込めば、単月号を1部から購入できます。申し込みが完了すると、雑誌本体とともに請求書兼払込用紙が送られてきます。

「地上」購読申し込み|地上|雑誌|一般社団法人家の光協会

写真はもちろんすべて撮り下ろし、文章も書き下ろしの記事なので、よかったらご一読いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。