ティンモスガンのサカダワ

ティンモスガンのサカダワ

昨日5月31日は、チベット暦のサカダワ。釈迦の誕生・成道・入滅を記念する日でした。レーでは一足先に、5月初旬にサカダワの行事が終わってしまったのですが、下ラダック(シャム)のティンモスガンという村で大規模なサカダワの行事が行われるということで、ローカルバスに乗って行ってきました。

ティンモスガンに着くと、岩山の頂上にあるゴンパまで続くジグザグ道を、大勢の人が歩いて上っていました。

人々は、ゴンパ内にあるいくつかのラカンを参拝して回ります。僧侶の方々は、読経をしたり、人々に食べ物(マンゴーやパンなど)を配ったり、いろいろと忙しそうです。

グル・ラカンでは、いくつか積み重ねた箱の上に、たくさんのトルマ(バター彫刻)が飾られていました。人々は時計回りに列を作り、順番に参拝していきます。

ゴンパの外にある集会場には大勢の人が集まって、カンポ・ランドゥ・リンポチェのお話を聞いたり、地元の学校の生徒さんたちによる歌や踊りを見物したりしていました。ゆる〜い感じの集まりでした。
帰りのバスでは、行く先々の村で子供たちが水の入ったバケツを手に待ち構えていて、通りがかったバスにバシャーッと水をかけてきました。何かお祭りがあった時は、いつもこういういたずらをするそうです。

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