ザンスカール最奥の僧院、プクタル・ゴンパの夏と冬
ザンスカールでもっとも有名で、もっとも行きづらい場所にある僧院、プクタル・ゴンパ。パドゥムからルンナク川沿いの未舗装路を南東に約50km遡り、プルネあるいはチャーという村の付近から、ツァラプ川沿いのトレイルを歩いていかなければ、この僧院には辿り着けません。 ザンスカールを目指す多くの旅人たちにとって憧れの地であるこの僧院に、僕は取材やガイドの仕事などで、これまでに何度か訪れた経験があります。夏だけ […]
Days in Ladakh ラダック滞在記 │ 山本高樹
ザンスカールでもっとも有名で、もっとも行きづらい場所にある僧院、プクタル・ゴンパ。パドゥムからルンナク川沿いの未舗装路を南東に約50km遡り、プルネあるいはチャーという村の付近から、ツァラプ川沿いのトレイルを歩いていかなければ、この僧院には辿り着けません。 ザンスカールを目指す多くの旅人たちにとって憧れの地であるこの僧院に、僕は取材やガイドの仕事などで、これまでに何度か訪れた経験があります。夏だけ […]
ラダックをはじめとするチベット文化圏のゴンパで行われるチャム(仮面舞踊)を見ていると、黒いつば広のとんがり帽子をかぶった僧侶がよく登場するのに気付くのではないかと思います。彼ら黒帽の僧侶たちはシャナクと呼ばれ、ダオ(仏教における悪の象徴を表す人形)にまつわる儀式など、チャムの中でも重要な役割を果たします。ラダック各地のゴンパのチャムに登場したシャナクの写真を、ここでまとめてご紹介しようと思います。 […]
チベット仏教圏で行われるチャム(仮面舞踊)の祭りでしばしば登場するのが、チティパティ(屍陀林王)と呼ばれる骸骨の仮面です。「墓場の主」という意味を持つこの仮面は、かつては苦行僧だったそうで、祭りの時に悪霊を退散させる重要な役割を担うとされています。 ラダックやザンスカールの各地のゴンパで行われるチャムでも、チティパティはよく登場します(ラマユルやピャンなど、ディグンパの祭りには登場しないようですが […]
まだまだ続くゴンパ紹介シリーズ、今回は、ザンスカールの古刹、サニ・ゴンパです。のどかな村の中の平地に建つこの小さな僧院は、ラダック・ザンスカールでも一、二を争うほど古いゴンパだと伝えられています。パドゥムの町からは5、6キロ程度で、ジープをチャーターするのが一般的ですが、時間があれば、歩いても行けなくはないです。僕は実際に歩いて行きました(笑)。
スタクナ・ゴンパは、広大なティクセ村の南外れに位置するスタクナ村にあるゴンパです。マナリ方面から陸路でレーに向かっていると、一番最初に至近距離で出会うゴンパでもあります。岩山に屹立するそのストイックな佇まいから、観光客にも人気のあるゴンパです。
この間、チェムレ・アンチョクというお祭りについてツイートしていた時、「そういえば、チェムレ・ゴンパについてこのブログで紹介したことがなかったな‥‥」と思い出し(汗)、遅まきながら写真をアップすることにしました。 ラダックのゴンパというと、ティクセやヘミス、アルチ、ラマユルといったあたりが有名ですが、それ以外にも素晴らしいゴンパは各地にたくさんあります。中でもチェムレは、特におすすめの場所の一つ。レ […]