ガルダン・ナムチョ

12月4日は、ゲルクパの開祖ツォンカパの命日を記念するガルダン・ナムチョという灯明祭が、ラダックの各地で行われました。レーでは、日が暮れる頃から、普段は真っ暗なナムギャル・ツェモの山肌に、煌々と篝火が焚かれていました。

この日の夕方、僕は夏の間滞在していたゲストハウスにデチェンさんを訪ねました。6時を過ぎた頃、デチェンさんが「さて、そろそろ準備しようかね」と、たくさんの小さな灯明(チュンメ)に一つずつ火を点しはじめました。

準備完了でご満悦のデチェンさん。このたくさんの灯明を、家の周囲に並べたり、家の中に供えたりします。

街の中では、あちこちの家の軒先に灯明が並べて点されていました。時々、子供たちがパン、パンと花火を破裂させている音を聞きながら、闇の中でささやかな灯りが風に揺れている様を眺めていると、何とも言えず穏やかな気分になりました。

この灯明祭が終わると、いよいよロサルが近づいてきます。

4件のコメント

美しいです。
風景としてだけでなく、気持ちの美しさでしょうか?
なんだか泣きそうな気持ちになりました。
タイに行った時の、ロイカトーンを思い出しました。

うわー、すごい、すてきなお祭りですね!
きっと遠くからみたら神秘的な光景なんだろうな。
素敵な写真でいつも旅に出たくなります。。。

yamatakaさん、
ラダックにおかえりなさい、ですね。
ガルダン・ナムチョの灯明、素敵すぎます。
うらやましい……!
一晩中つけて、次の日に片付けるんですか??
スカルマさんの家でもやっているのかなあ。
ロサルはヤクトゥクパですね!
私たちも日本人&日本に住むラダクスパで
ロサルパーティinTOKYOやる予定です(笑)
ホント寒そうですがラダッキは意外と薄着なのかな?
防寒ばっちりして行く予定です!
またラダックの冬の様子教えてください。
楽しみにしています♪

>miyazakiさん
この小さな灯明(チュンメ)は、素焼きの器に液状のバターを入れて、芯を浸して火をつけてます。素朴だけど、それがまたいいんですよね。美しい祭りでした。
>linさん
華やかな仮面舞踊の祭りもいいけど、こういう穏やかな祭りもいいですよね。
>sanaさん
この灯明は、燃え尽きるまで放置という感じだと思います。
昨日はポロハウスに泊めてもらって、スカルマさんやサンゲさんといろいろ話をしてきました。楽しかった〜。チョスペル超カワイイ(笑)。
ラダック、まじで寒いです。ユニクロのヒートテックアンダーウェアが安くておすすめですよ。

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