ラダックをはじめとするチベット文化圏のゴンパで行われるチャム(仮面舞踊)を見ていると、黒いつば広のとんがり帽子をかぶった僧侶がよく登場するのに気付くのではないかと思います。彼ら黒帽の僧侶たちはシャナクと呼ばれ、ダオ(仏教…
チティパティ・コレクション
チベット仏教圏で行われるチャム(仮面舞踊)の祭りでしばしば登場するのが、チティパティ(屍陀林王)と呼ばれる骸骨の仮面です。「墓場の主」という意味を持つこの仮面は、かつては苦行僧だったそうで、祭りの時に悪霊を退散させる重要…
ヘミス・ツェチュ再び
6月21日、22日は、ラダック最大の僧院、ヘミス・ゴンパでツェチュの祭りが開催されました。例年は大勢の外国人観光客が見物に来ることで知られているこの祭りですが、今年は座主のドゥクチェン・リンポチェがおいでになるということ…
マト ナグラン
2月20日と21日、上ラダック(トゥ)のマト・ゴンパで、ナグランと呼ばれる祭りが開催されました。この祭りは、2人の僧侶が読経と瞑想を経てラバ(シャーマン)となり、このゴンパの守護神であるロンツァン・カルマルを降臨させ、人…
ストク グル・ツェチュ
2月15日と16日、上ラダック(トゥ)のストク・ゴンパで、グル・ツェチュと呼ばれるチャム(仮面舞踊)の祭りが行われました。ちなみに、一般の観光客がよく訪れる現在博物館になっている建物は、ストク・カルという王宮で、ゴンパで…