Days in Ladakh

シャナク・コレクション

ラダックをはじめとするチベット文化圏のゴンパで行われるチャム(仮面舞踊)を見ていると、黒いつば広のとんがり帽子をかぶった僧侶がよく登場するのに気付くのではないかと思います。彼ら黒帽の僧侶たちはシャナクと呼ばれ、ダオ(仏教における悪の象徴を表す人形)にまつわる儀式など、チャムの中でも重要な役割を果たします。ラダック各地のゴンパのチャムに登場したシャナクの写真を、ここでまとめてご紹介しようと思います。

上の写真は、ヘミス・ツェチュに登場したシャナク。古色蒼然とした衣装と、口元を覆う布が印象的でした。

ピャン・ツェドゥプで舞いを踊るシャナク。シャナクはみな、たっぷりとした袖の衣装を着ています。「昔、チベットで仏教を禁じていた悪い王様を暗殺するために、あの袖の中に武器を隠し持っていたんだって」という話をアチュクがしてくれました。

タクトク・ツェチュに登場したシャナクたち。帽子を彩る布が鮮やかですねー。

ティクセ・グストルに登場したシャナクたち。手に持っている三角形の木箱の中には、儀式でメッタ切りにされたダオが入っています。

スピトク・グストルに登場したシャナク。両手で印を結びながら、真剣なまなざしで儀式を見守っています。カッコイイ。

ストク・グル・ツェチュに登場したシャナクは、鮮やかな色合いの衣装と、手に持っていた短剣が印象に残りました。

マト・ナグランに登場したシャナク。ラダック唯一のサキャ派のゴンパだけあって、他のゴンパとはちょっと違う雰囲気をまとっていましたね。

前のエントリーでまとめて紹介したチティパティと同様、この黒帽の僧侶シャナクが登場する場面にも注目すると、チャムを見学する時の楽しみが増えるかもしれません。

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