写真展「ラダックの風息 儚い夏、凍てつく冬」
3月6日(金)に「ラダックの風息 空の果てで暮らした日々」が発売されるのに合わせて、3月10日(火)から5月8日(金)までの間、ラダックをテーマにした写真展を開催させていただくことになりました。 — 山本高樹...
3月6日(金)に「ラダックの風息 空の果てで暮らした日々」が発売されるのに合わせて、3月10日(火)から5月8日(金)までの間、ラダックをテーマにした写真展を開催させていただくことになりました。 — 山本高樹...
遊牧民たちと別れた後、僕は今回のルート上の難関、キャマユリ・ラという峠にさしかかりました。標高は5500メートルくらいあるはず。酸素が本当に薄くて、息を吸っても吸っても苦しい。足がぱたりと動かなくなりました。
ツォ・カルに朝が訪れました。鏡のような水面が雲ひとつない空を映しています。これから朝ごはんを食べ、荷物をまとめて出発です。
トレッキング3日目は、シブクというキャンピングサイトで幕営しました。翌朝、谷沿いの道を下っていくと、やがて行く手にうっすらとした水色の帯が。いよいよツォ・カルに近づいてきました。
ラダックの南東部、インダス川の南岸に広がる標高4000メートルを越える高原地帯を、ルプシュと呼びます。そこにはツォ・カル、ツォ・モリリといった岸辺に希少な生態系を持つ湖をはじめ、さまざまな種類の野生動物や、たくさんのヤク...
ひさしぶりのフォトレポートです。7月に入ってから、僕は下ラダック(シャム)のサスポルという村に行って、畑仕事を手伝う日々を送っていました。サスポルはレーよりも標高が低く、温暖で水も豊富なため、麦のほかに野菜や果物などが豊...