チャダル(4):カルシャの休日
ザンラから丸2日、陸の上の深い雪道を歩き続けた僕たちは、カルシャに到着。休養も兼ねて、ここに2日ほど滞在することにしました。 2日目の朝は、それまでの曇天続きが嘘のような雲ひとつない快晴。澄んだ青空に、雪山が眩しいほどに...
ザンラから丸2日、陸の上の深い雪道を歩き続けた僕たちは、カルシャに到着。休養も兼ねて、ここに2日ほど滞在することにしました。 2日目の朝は、それまでの曇天続きが嘘のような雲ひとつない快晴。澄んだ青空に、雪山が眩しいほどに...
ラダックには、オンポと呼ばれる伝統的な占星術師が存在します。彼らはラバ・ラモ(シャーマン)のように霊感に頼るのではなく、天文学と暦による計算からその人の吉凶や将来を判断します。ラダックの人々は、たとえば結婚式の日取りを決...
あけましておめでとうございます。‥‥といっても、ラダックではとっくの昔にロサルが終わっているので、何だか変な感じですね(笑)。レーの街もいつもとまったく同じ雰囲気だし。 冬のラダック、とにかく寒いです。晴れていれば昼間は...
祭りのクライマックスは騎馬祭です。村の裏手に開けた細長い畑を舞台に、7頭の馬とその乗り手が競い合います。たくさんの村人たちが集まってきました。
ロサルが明けて9日目、祭りはいよいよクライマックスを迎えます。昨日ラマゾギやラダク、カロクらが踊っていた広場の中央には、ツァンパを練って作ったヤクの人形とヤクの肉が供えられました。
ロサルから明けて8日目の朝、村の中で怪しげな集団に出会いました。村の少年たちが扮する彼らはウルブルと呼ばれ、白覆面に白装束、手にした鹿の角を振り回し、奇声を発しながら行進していきます。