ルプシュの旅(4):ツォ・カル〜ラジュン・カル
ツォ・カルに朝が訪れました。鏡のような水面が雲ひとつない空を映しています。これから朝ごはんを食べ、荷物をまとめて出発です。
ツォ・カルに朝が訪れました。鏡のような水面が雲ひとつない空を映しています。これから朝ごはんを食べ、荷物をまとめて出発です。
トレッキング3日目は、シブクというキャンピングサイトで幕営しました。翌朝、谷沿いの道を下っていくと、やがて行く手にうっすらとした水色の帯が。いよいよツォ・カルに近づいてきました。
ラダックの南東部、インダス川の南岸に広がる標高4000メートルを越える高原地帯を、ルプシュと呼びます。そこにはツォ・カル、ツォ・モリリといった岸辺に希少な生態系を持つ湖をはじめ、さまざまな種類の野生動物や、たくさんのヤク...
・プンツォク・ワンチュク ルムツェ村出身、48歳のホースマン。今回は僕のために3頭の馬とともに旅をするはずが、まったく同じ日に別のトレッカーからも依頼を受けて、合計7頭の馬を率いることに。ルプシュの旅を知り尽くしていて、...
カルシャを発った僕たちは、パドマ君とツェリン君の故郷、ツァザルに向かいました。途中で川の凍った部分を渡り、崖の上にある村を目指します。
ザンラから丸2日、陸の上の深い雪道を歩き続けた僕たちは、カルシャに到着。休養も兼ねて、ここに2日ほど滞在することにしました。 2日目の朝は、それまでの曇天続きが嘘のような雲ひとつない快晴。澄んだ青空に、雪山が眩しいほどに...