のどかで平和で、物騒な事件はめったに起きないラダックですが、先日、残念な事件が起きてしまいました。
8月4日、ラダックでもっとも有名な仏教美術が残っている下ラダックのアルチ・ゴンパで、2人の僧侶が殺害されているのが発見されました。この2人はゴンパの入場料を管理していたそうで、それを狙っての犯行だったようです。しかし、入場料はその前にサスポルの銀行に預けられていて、犯人は何も奪わずに逃走しました。
僕の盗難騒ぎの時は何一つ捜査してくれなかった(苦笑)警察も、この時ばかりは本気で動いたようで、翌8月5日、2人のネパール人男性が逮捕されました。敬虔な仏教徒が多いラダックでは、ラマを殺して金を奪うなんて、信じられない行為です。
インド本土やネパールなど、外部からの人々の流入が増えてくると、ラダックでもこういう類の事件が増えるのかな、と、いささか残念な気持になりました‥‥。
先日、ラダックではお世話になりました。私もこの話を聞きました。大好きなアルチの村で起きた事っだったので、本当に驚きました。治安の悪化が言われている中でも、お坊さんを襲う事件など想像だにしていたかったのでショックです。地元の方々のショックが伺えます。
>Kaoriさん
さすがに情報早いですね〜。ほんと、残念な事件です。出稼ぎインド人やネパール人にしてみれば、僕ら日本人も大金を持ってうろちょろしているわけですから、用心しなければならないなと思いました。
こんにちは。
なんとその日8/4の朝、私はアルチに居ました。
そして早朝ゴンパをコルラしてました・・・。
こわーーーい!!!一歩間違えば私が狙われてたかも??ですよね。。
”坊さん同士のトラブルで今日は拝観できない”と聞きましたがまさか殺人事件とは思いませんでした。
レーで張り紙を見てビックリです。
ギスギスしたラダックになってほしくないですね。。
>chalagさん
実は僕の知人の日本人女性も、同じ日にアルチを訪れて、拝観できずに戻ってこられたんですよ。もう二度とこんなことがラダックで起きないことを祈るばかりです。
びっくりです。
何年か前、宗教がらみで僧侶が殺されたことはありましたが(そのときは、レー中の商店が休業になりました)、金銭目当ての殺人とは…、と驚いています。ここに(毎年ではありませんが)来るようになって15年たちますが、今年は泊まっていたテント場で隣のテントの人が盗難に遭う(やっぱりお金だけ抜かれたようです)など、これまでになかった事件に遭遇、世情の変化にわたしもショックを受けています。
>にしもりさん
治安は年々悪くなっているようですね。のどかな雰囲気に人々もつい油断してしまうのでしょうが。アルチの事件は、その後聞いた話によると、事前になにかいざこざもあって、怨恨も絡んでの犯行だったようです。