2024年夏に開催したラダック・ザンスカールツアーが無事に終了して、まだ間もない時期ですが、実は2024〜25年の年末年始にも、ラダックツアーを企画しています。インド旅行の各種手配を専門とする旅行会社アショカツアーズ(株式会社ビーエス観光)から、その概要が発表されました。
今回のツアーも、僕とアショカツアーズとの共同企画によるもので、ラダック側では、友人のザンスカール人であるロブザン・ツルティムの旅行会社、アドベンチャー・トラベル・ハウスが各種手配を担当します。ガイドは僕自身のほかに、僕の友人でベテランのザンスカール人ガイド、パドマ・ドルジェが再び帯同してくれることになりました。
ラダックでは毎年、チベット暦の11月1日に、現地で「ロサル」と呼ばれる元旦を迎えます。例年、ラダックのロサルは、太陽暦では12月上旬から中旬頃になる場合が多いのですが、2024年は、12月31日がラダック・ロサルにあたります。年末年始のお休みに重なる時期にロサルが来ることは、めったにありません。そこで今回、民家でホームステイをしながら、ラダックの伝統的な年越し行事を体験していただけるツアーを企画した次第です。
ラダック・ロサル体験時の主な滞在先となるのは、ザンスカール川沿いのチリンという村。ネパールからやってきた鍛治職人たちの末裔が暮らす、小さな村です。ここにある由緒ある古民家でゆったりとホームステイをしながら、ラダック・ロサルにまつわる伝統行事を見学します。また、村のすぐ近くを流れるザンスカール川の凍結した川面での、プチ・チャダル・トレック体験も予定しています。
冬にラダックを訪れる際にネックとなるのは、デリーとレーの間のフライトが濃霧や悪天候のためにしばしば欠航となる点ですが、今回のツアーでは、往路・復路ともに十分に予備日を設け、日本からインドまでの国際線も併せて手配するフルパッケージのツアーとすることで、可能な限り欠航によるリスクを減らしています。仮に欠航が発生しても、速やかに振替便を手配できるように準備していますので、安心してご参加いただけると思います。
冬こそが、ラダックがもっともラダックらしい素顔を見せる季節です。一年のうちでもっとも盛大な行事であるラダック・ロサルを間近で体験できる、またとない機会ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。お待ちしています!
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