30年前の旅の日記

ひさしぶりに、僕の近況報告を、いくつかのお知らせと一緒に書いてみようかなと思います。

新しい本を二冊、それぞれ別の出版社から刊行することが決まりました。一方は2022年の夏に刊行される予定で、もう一方は2023年に入ってからの刊行になりそうです。来年には行けるようになっている(と思いたい)海外取材の入り具合にもよりますが、これから当面の間は、ひたすら本の原稿を書き続けていくことになりそうです。

来年夏に出す予定の本では、僕自身が一人旅を始めた頃の話も書くことにしたのですが、そのプロットを検討する時、昔の旅の日記やアルバムを詰めてベッド下にしまっておいたダンボール箱を、ものすごくひさしぶりに引っ張り出しました。上の写真の、ぼろっぼろの二冊のノートは、1992年の春から夏にかけて行った、初めての海外一人旅の時に書いていた日記です。当時の文章は、ちょっと読み返しただけでも恥ずかしさのあまり叫び出したくなるくらい(苦笑)ひどく青臭い代物ですが、いつどこで何があったのか、どんなことを感じ、考えていたのか、自分でもびっくりするほど克明に記録してありました。それが約30年の時を経て、役に立つ日が来ようとは……。人生は、本当に何があるかわからないですね。

来年出す本は、今までの僕の作品にはない新しい基軸で綴っていく旅の本になります。どんな文章になるのか、自分でもまだ手探りの部分が多いのですが、伝えるべきことをきちんと届けられる本になるように、ベストを尽くして頑張ります。

そして、たぶん再来年に出すことになる本は……ラダックの本です。もう、骨の髄までどっぷり濃密な、ラダックのことがこれでもかというくらい凝縮されている本にしたいと思っています。こちらも、どうかお楽しみに。

そんなこんなで、すでにめちゃめちゃスケジュールがやばいんですが(汗)、体調管理にも気をつけつつ、一冊、一冊、じっくり取り組んでいこうと思います。


さて、お知らせを二つほど。

10月24日(日)夜に開催した、稲葉香さんと僕の配信トークイベント「ドルポとラダック 私たちはなぜヒマラヤの辺境に惹かれるのか」のアーカイブ動画の販売が始まりました。視聴可能期間は11月30日(火)まで。こちらのページで視聴権を購入できますので、見逃したという方はぜひ。

あと、千葉県の志津で有名な書店、ときわ書房志津ステーションビル店さんで、「文庫化まで待てない! 最高に面白いノンフィクションを読もう!」というフェアが開催されているのですが、その中の「旅・探検」カテゴリーの一冊として、『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』を選出していただいています。出版業界でも常日頃から注目されているこちらのお店で、拙著をピックアップしていただけたのは、本当に光栄です。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひチェックしていただけると嬉しいです。

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