2024年夏のラダック・ザンスカール・ルプシュツアー、参加者募集中!

「地球の歩き方」事業譲渡に伴う「ラダック ザンスカール スピティ[増補改訂版]」の今後の販売について

2020年11月16日、海外旅行ガイドブック「地球の歩き方」シリーズを刊行するダイヤモンド・ビッグ社が、学研プラスが2021年1月に設立する新会社に、同社の出版事業を譲渡することが発表されました(プレスリリース)。

僕も、2018年に上梓した『ラダック ザンスカール スピティ 北インドのリトル・チベット[増補改訂版]』をはじめ、『地球の歩き方タイ』や『地球の歩き方インド』の取材担当としても同社とお仕事をさせていただいてきたので、報せを聞いた時にはかなりびっくりしました。まあでも、昨今のコロナ禍で、海外に行くのもままならない状況が長期にわたって続いているのを考えると、致し方ない面もあるのかもしれないですね。

今回の事業譲渡に伴い、ダイヤモンド・ビッグ社は、2020年末をもって清算されることになりました。今後の計画の詳細はまだはっきりしませんが、「地球の歩き方」というブランド名を冠したガイドブックシリーズの刊行は、新会社に引き継がれていく予定です。ただ、ダイヤモンド・ビッグ社がこれまでに刊行してきた書籍の一部については、倉庫にある在庫分は年末までにいったん処分され、市場に流通している分がなくなれば、絶版という形になるそうです。

僕の『ラダック ザンスカール スピティ[増補改訂版]』も、倉庫にある使用可能在庫(といっても、ごくわずかな数だそうですが)が書店からの注文に応じて出荷されるのは、2020年12月中旬頃までで、それ以降は書店の店頭に残っている分のみとなります。

僕も将来的には、現地の最新情報を反映したラダックの新しいガイドブックをまた作るつもりではいるのですが、おそらく何年か先の話になってしまうと思います。それまでの間に、ラダックの情報を網羅した一冊を手元に置いておきたいという方は、今のうちにお早めに、『ラダック ザンスカール スピティ[増補改訂版]』をご購入いただけると嬉しいです。店頭に在庫がない場合は、12月中旬頃まででしたら、書店に問い合わせれば取り寄せてもらえると思います。

いやー、しかし、いろいろびっくりしますね(苦笑)。今後、また何がどうなっていくかわからない部分も多いのですが、自分はこれからも、一冊々々、精魂込めて本を作っていくだけだな、と思っています。よろしくお願いします。

1件のコメント

本は、読まれて初めて、命を宿す – Days in Ladakh へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です