10月5日(月)発売の雑誌「SOTOKOTO」2015年11月号の巻頭に、僕が今年の夏にラダックで取材と撮影をしてきたインタビュー記事が掲載されます。インタビューさせていただいたのは、ラダックで人工氷河などのプロジェクトに取り組むエンジニアであり、教育改革運動SECMOLの創設者でもある、ソナム・ワンチュクさんです。
この企画は昨年暮れ頃からずっと温めていたもので、ジュレーラダックのスカルマ・ギュルメットさんにご協力いただいて取材の交渉を行い、現地入りしてからはMother Earth tours & travelsのツェワン・チンレイさんに通訳などのサポートをしていただいたことで、実現したものです。日本でも大ヒットした映画「きっと、うまくいく」の主人公ランチョーのモデルになったとも言われているソナムさん。個人的にも機会があればぜひお会いしてじっくりお話を伺いたいと思っていたので、この取材はとても良い経験になりました。
上の画像はその記事の扉ページで、フェイにあるSECMOLのキャンパスで撮影したものです。この見開きのための写真は、他にも何カ所かあらかじめロケハンしておいた場所でいろんなパターンの撮影を行ったのですが、結局、本格的な撮影に出かける前にキャンパス内で何の気なしにパチッと撮ったこの一枚が、一番しっくりきたという‥‥。フォトグラファーという面では、まだまだ修業が足りませんね、僕は(苦笑)。
ともあれ、担当編集者さんとデザイナーさんのご協力もあって、良い感じの記事に仕上がったのではないかと思います。ソナムさんの幼少期の体験や、大きな転機となったアイデアが生まれたきっかけ、現在取り組んでいる数々のプロジェクトや、ラダックに対する思いなど、読みごたえたっぷりです。よかったらぜひご一読ください。
この夏のラダック取材を基にした企画は、ほかにもいくつかスタンバイ中です。準備が整ったらまたお知らせしますので、どうぞお楽しみに。
[…] パンゴン・ツォの湖畔に数日間滞在した時の様子とか、先日お知らせした「ソトコト」11月号のインタビュー記事でも紹介したSECMOLフェイ・キャンパス訪問記など、いろいろ盛りだくさん […]