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ストンデでの日々

ザンスカールに着いたあと、僕はパドゥムから20キロほど東に行ったところにある、ストンデという村を訪ねました。パドゥムからは、日曜を除く毎日午後に出るザンラ行きのバスを途中下車します。

写真は、村外れの高台にあるストンデ・ゴンパから眺めた村の全景。この麦畑が一面の黄金色に染まっている時に、また来てみたいと思いました。

ストンデには宿や商店はありません。僕はバスで隣の席になった、ツルティム・パルジョルさんのお宅に泊めていただきました。このお孫さんにはずいぶんなつかれましたね〜。ヒマな時はずっと彼の遊び相手をしていました。

朝、香ばしい匂いに誘われて部屋のドアを開けると、台所で娘さんがチャパティを焼いていました。焼きたてのチャパティを自家製のヨーグルトと一緒に食べると、うまかったです。

麦や豆の収穫が終わった畑では、来年に備えて、村の人々がゾを使って鋤を入れていました。

カメラを持って村の中を散歩していると、至るところで声をかけられました。「ナクシャ?」と聞いてからレンズを向けても、大人も子供も素直な表情で応じてくれるので、写真の撮りがいがありました。

‥‥何なんだろうこのポーズは(笑)。村を歩いているといつも、次々に子供たちが後からついてきて、しまいにはちょっとした行列になってしまいます。みんな本当に素朴な子供たちでした。

ザンスカールを訪れる人の多くは、殺風景なパドゥムに泊まりながらジープで周辺のゴンパや村を回っているようですが、それではあまりにもったいない。時間が許すなら、ぜひストンデのようなのどかな村に滞在することをおすすめします。

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