Days in Ladakh

ムスリムのパン屋街

レーのメインバザールにある大きなモスクの左側から裏に抜ける路地のあたりには、ムスリムたちが経営する看板もないパン屋が軒を連ねています。写真のようなクルチャやナンが香ばしい匂いとともに売られていて、レーから日帰りでどこかの村を訪れたりする時の携行食にはうってつけです。しかも、ものすごく安い。僕が滞在していたゲストハウスでも、チャイと一緒にこのクルチャをよくいただいていました。

ラダックでは千年もの昔からチベット仏教が信仰されてきましたが、その一方で、16世紀頃に伝わってきたイスラム教を信仰するムスリムも少なからず存在します。それはカシミール人だけでなく、ラダック人の一部にも及んでいます。仏教徒とムスリムは、表面上は特にいがみあったりはしていませんが、ムスリムの中には「仏教徒が手を加えた食物はけっして口にしない」という主義の人もいます。仏教徒のラダック人も、ムスリムが政治的な主導権を握るジャンムー・カシミール州のやり方に対して少なからず抵抗感を感じています。信じている神様が違うのだから、ぎくしゃくした部分があるのは仕方ないのかもしれません。

まあでも、このパン屋街で売られているクルチャやナンはおいしいです(笑)。

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