この間、チェムレ・アンチョクというお祭りについてツイートしていた時、「そういえば、チェムレ・ゴンパについてこのブログで紹介したことがなかったな‥‥」と思い出し(汗)、遅まきながら写真をアップすることにしました。
ラダックのゴンパというと、ティクセやヘミス、アルチ、ラマユルといったあたりが有名ですが、それ以外にも素晴らしいゴンパは各地にたくさんあります。中でもチェムレは、特におすすめの場所の一つ。レーから南東にバスで二時間ほど行ったところにある、シャクティの村の少し手前に位置する村とゴンパです。
チェムレ・ゴンパの全景。岩山の南側を埋め尽くす僧房群。この勇壮な姿に魅せられてしまう旅行者の方も多いですね。ラダックの歴史の中で最も有名な王、センゲ・ナムギャルの没後に彼を弔うために建てられたと伝えられています。ヘミス・ゴンパの分院で、両方を行き来している僧侶も数多くいるようです。
ゴンパの内部は、古い塑像や千仏画から新しい鮮やかな壁画まで、なかなか見応えがあります。常駐している僧侶の方々もとても親切で、僕が行った時も「まあお茶でも飲んでいきなさい」と、丁寧にもてなしていただきました。
チェムレ・ゴンパへは、レーを朝のうちに出るシャクティ行きのバスを利用すれば日帰り訪問が可能です。ここまで来ると「ついでにタクトクへも‥‥」と考える方が多いと思いますが、チェムレからタクトクまではかなりの距離があるので、歩くのはちょっときついかもしれません。時間に余裕がない方は、ジープをチャーターして、ヘミス、チェムレ、タクトクをまとめて回るのが効率のいいプランではないかと思います。
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