時計
ラマゾギの取材でバスゴに滞在していたある日の夜、突然、時計がおかしくなりました。 僕の時計はソーラー電池で動くカシオのGショックなのですが、急にパワーダウンして、時刻がリセットされて「2000年1月1日12時」になってし...
ラマゾギの取材でバスゴに滞在していたある日の夜、突然、時計がおかしくなりました。 僕の時計はソーラー電池で動くカシオのGショックなのですが、急にパワーダウンして、時刻がリセットされて「2000年1月1日12時」になってし...
日本のお正月とラダックのロサルは、なんとなく似ているところがあるなあと思います。 ロサルが明けると、ラダックの人々は近くのゴンパに初詣(?)をして、あちらこちらの家族や親戚、友人をまめに訪ねて回ります。そして行く先々で宴...
ラダックから一時帰国して、3週間ほど経ちました。あっという間でしたね。航空券やヴィザを手配したり、冬の滞在に必要な装備を買い揃えたり、いろんな用事を片付けたりしているうちに終わっちゃった感じです。あとは飲み会とか、飲み会...
ここ最近、ラダックでは雲ひとつない快晴の日々が続いています。寒さは日増しに厳しくなり、明け方には、道端の水たまりにもぴっしり氷が張りつめています。レーのメインバザールでは半分近い店がシャッターを下ろし、食材が乏しくなった...
“そのころも旅をしていた。” 開高健の『夏の闇』は、たしかこんな一行から始まったように思います。 この小説は、ベトナム戦争の従軍記者として凄絶な体験をした主人公が、心の奥に抱えた闇から逃れるように、欧州であてどない彷徨を...
ラダック語では、雨のことをチャルパ、雪のことをカーと呼びます。 「カーはいいけど、チャルパはよくない」と、うちの宿の長男のワンチュク君が以前僕に話してくれたことがあります。 「冬、山に雪が降れば、それは積もって氷河になり...