2024年夏のラダック・ザンスカール・ルプシュツアー、参加者募集中!

ゴッドファーザー

ひさしぶりに、ちょっと軽めの話題を(笑)。

ラダックのお酒というと、以前このブログでも紹介したチャンという大麦で作ったどぶろくや、アラクという蒸留酒があったりするのですが、それらは基本的にお店やレストランでは売っておらず、村で民泊などをさせてもらった時に、運がいいと飲ませてもらえるものだったりします。

では、ラダックのどこでお酒が手に入るかというと、基本的にはレーのメインバザール周辺にある数軒のレストランやバー、そして1、2軒の酒屋(チョグラムサルにもあったかも)など、ごく限られています。ラダック人自身は酒を飲むことに抵抗はないのですが、そもそもインドという国が、公共の場で酒をたしなむことをあまり快く思わない風潮があるので、ラダックでお酒が飲める店も限られているのです。酒を出す店でも、瓶を布に包んで隠して出したり、変わったところでは、ティーポットに移し替えて出していた店もありました。

‥‥まあでも、ヘロヘロにくたびれ果ててトレッキングから帰ってきたりしたら、飲みたいじゃないですか、ビール(笑)。

で、ラダックで手に入るビールといえば、この「ゴッドファーザー」。ジャンムー・カシミール州のビールだそうです。「スーパーストロング」と「ライトラガー」の2種類があるみたいですが、ラダックでよく見かけたのは「スーパーストロング」。これ、アルコール度数が7、8パーセントもあるんですよね。僕がこれを飲んだのはラダックが初めてだったのですが、最近は日本にも輸入されているみたいです。肝心の味は‥‥まあ、ビールといえばビール(笑)。さすがに、日本で売られているビールのような洗練された味はしませんが、あのヒリヒリに乾燥して埃っぽいラダックの地でビールが飲めるなら、それだけで5割増しくらいうまく感じます(笑)。

ただし、ラダックでお酒を飲む時は、到着して数日経って、十分に高地順応ができてからにしてください。順応が不十分な状態でお酒を飲むと、急に具合が悪くなったりすることがあるので。

あともうひとつ、ビールを飲む時は、コップに注いだらなるべく早く飲んでしまいましょう。標高が高くて気圧が低いので、いったん注いでしまったビールからは、どんどん炭酸が抜けてしまいますから(笑)。

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