祭りのクライマックスは騎馬祭です。村の裏手に開けた細長い畑を舞台に、7頭の馬とその乗り手が競い合います。たくさんの村人たちが集まってきました。
スタート! 馬たちが土煙を上げて駆け抜けていきます。なかなかの迫力。
考えてみれば、流し撮り&連写テクなんて、ラダックに来て初めて使ったな‥‥。
競走が終わると、剣を手にしたカローンが馬上の人となり、雪山を背景に儀式が行われました。
再び前の祭りの広場に戻って、最後の踊りが始まりました。正装に着替えたラマゾギも舞に加わります。
日が暮れかけた頃、カローン、ラダク、カロク、ラマゾギ、アビ、メメらがすべて登場し、剣や弓などの武器を手に激しい踊りを披露。最後はラブタン・ラツェに向かって「キキソソラギャロー!」と叫んで、祭りは終了しました。
遠い昔から先祖代々受け継がれてきたバスゴのロサル。風変わりでおかしくて、でも見ていて心が和む、とてもいい祭りだったと思います。
すごい…。
私の知らないラダック盛りだくさんですね〜。
いや〜、来年は生で見てみたいです!
タイムリーなニュースでおもしろかったです。
いつもありがとうございます♪
>アラリさん
ありがとうございます。こういうユニークな風習が至るところに残っているから、ラダックは奥が深いし、面白いんですよね。来年、ぜひ生で見てください!
ラダックにも騎馬民族の様な風習があったとは、ちょっと驚きです!(これは知らなかった‥‥‥)
興味深いレポート、ありがとうございます。
北の峠を越えた場所にある、中央アジア近辺とも繋がりがあったのかと思わせる様なお祭りですね。
>ki-chiさん
ラダックではポロが結構ポピュラーなスポーツなので、馬に乗り慣れてる人も多いみたいなんですが、これはもっとはるか昔からの風習ですからね。これからも続いてほしいものです。
いまごろすいません、
あけましておめでとうございます。
バスゴのロサルは、スタクナとはずいぶん様相が違っているようで、とても興味深いです。かつて東部のレーから分かれた王朝があった土地柄ということが関係していそうですね。
ぼくが一昨年みたスタクナでは主役はアビ・メメでしたがこちらではラマゾギが主役、アビ・メメはずいぶん後から登場する脇役のようですね。家々を廻って悪霊祓いをするのがラマゾギだということは、かなり根本的にストーリーが違うのかもしれません。そのほか名前が共通するのはカロクですが、これもスタクナは子供が演じてましたし役割もだいぶ違うようです。すいません、つまらない分析ばかりになってしまいました。
うーむそれにしても、ラマゾギとアビ・メメが沐浴するのといい、騎馬隊が登場するのといい、全体的にバスゴのほうが派手で見応えがありそうですね。。ぼくも今度はそちらを観にいきたいです。。
>きよしさん
あけましておめでとうございます。そうなんです。前にきよしさんが教えてくれたスタクナのロサルとは、かなり違った内容だったんですよ。ラマゾギも、おどろおどろしいというよりは凛としていて、結構親しみやすい感じでした。あとは、ラマゾギ以外の役割はみんな白覆面というのもバスゴの特徴だと思います。
ちなみに、今は行われていないそうですが、かつてはニンムのロサルの風習が非常に面白くて有名だったそうです。サスポルといい、下ラダックではかつてそういう風習が盛んだったみたいですね。