今年もラダックでツアーガイドの仕事を担当します!

パンゴン・ツォ

2015年の夏、僕が初めてガイドを務めさせていただいたラダック現地発ツアー。ヌブラとパンゴン・ツォという2つの目的地へのプランを組み合わせたツアーだったのですが、告知からほどなく定員いっぱいとなり、実際のツアー自体もまずまずうまくいって、参加者の方々にも喜んでいただくことができました。僕自身も、ツアーガイドという仕事を通じてラダックの魅力を日本の方々に伝えることの意味について、いろいろと考える良い機会になりました。

そこで、前回のツアーを企画したGNHトラベル&サービスHidden Himalayaのサチさんと相談して、今年の夏も再び僕がガイドを務めさせていただくラダック現地発ツアーを企画することにしました。

第2回 写真家&ライター・山本高樹同行ラダックの最果ての地への旅 3コース
A パンゴン・ツォ2日間
B ダー・ハヌー4日間
C ツォ・モリリ3日間

今年のツアーでは、3種類のコースを用意しました。A、B、Cの各コースは日程が近接しているので、どれか一つのコースのみを選ぶこともできますし、AとBコース、BとCコース、AとCコース、あるいは全部(!)連結させて参加することも可能です。各コースの詳細についてはこちらのページをご参照ください。

Aコースは昨年も実施した、ラダック東部にある人気の湖、パンゴン・ツォを訪れる1泊2日のプラン。2010年頃から外国人が入域できるようになったばかりの湖畔の村、メラクの民家にホームステイします。日帰りでなく1泊することで、晴天になる確率の高い朝から午前中の時間帯にパンゴン・ツォの美しい湖水をゆっくり堪能していただくことを狙ったプランです。

Bコースは、花の民ドクパの人々が暮らす村ダーとラダック西部を訪れる3泊4日のプラン。最近のダーでは、観光客が急増した影響で外部の人間と接するのをあまり快く思わなくなった人もいるのですが、今回はダー出身の僕の友人があらかじめ村の了解を得た上で案内してくれるので、村の人たちとまったくわだかまりのない形で交流することができます。ほかにも、見応えのあるゴンパのあるスクルブチャンや、チャンバ(弥勒菩薩)の古い摩崖仏のあるムルベクなど、個人旅行ではなかなか回りづらいラダック西部を効率よく訪れます。

Cコースは、ラダック南東部にある湖、ツォ・モリリとツォ・カルを周遊で訪れる2泊3日のプラン。ツォ・モリリ湖畔のコルゾクで2泊して、コルゾク・グストルの祭りを見学したり、湖畔をゆっくりと散歩したりして、ツォ・モリリの自然と暮らしを満喫します。このプランの開催時期はほぼ新月なので、空が晴れさえすれば、夜はすごい星空を目にすることができるはずです。

昨年と同様、今年のツアーの各コースも少人数に限定したプランですし、基本的に現地であれをするこれをするといった縛りの非常に少ない、ゆる〜いツアーなので(笑)、個人旅行の延長線上のような気分で、気軽に参加していただけるとうれしいです。僕からも、これまでラダックで過ごしてきた中で蓄積したムダ知識(苦笑)の数々や、現地の人々と交流する時のちょっとしたアドバイス、写真撮影のコツ(去年は星空の撮影方法のレクチャーが好評でした)などをお伝えできればと思っています。

少人数限定のツアーであることに加え、デリーとレーの間の航空券の取りにくさなども考え合わせると、今回のツアーに少しでも興味があるなら、とりあえず早めにお問い合わせだけでもしておくのをおすすめします。そうすると、旅行会社の方から参加申し込み人数などの最新情報を随時連絡してもらえると思います。

なお、昨年のツアーでは、収益の一部を昨年地震で大きな被害を受けたネパールへの支援金にさせていただいたのですが、今年のツアーでも、収益の一部をネパールの被災地支援に活用させていただく予定です。

今年の夏も、ラダックで旅程が合う方のご参加をお待ちしています。よろしくお願いします!

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