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東京での日々

おひさしぶりです。このブログもしばらく放置してしまっていましたが、最近になってようやく落ち着いてきたので、近況報告でも書いてみようかと思います。

日本に戻ってきてから、はや2カ月が経ちました。帰国後、まず取りかかったのは引越です。ラダックに行っている間荷物置き場にしていた安アパートから、とりあえず腰を落ち着けて執筆活動ができるような風呂付きの部屋に移ることにしました。運のいいことに条件に合う部屋がすぐ近所で見つかり、フリーランサーにとっては難関の入居審査も無事クリアして、10月初旬に引越。ダンボールの山もどうにか片付き、ゆったり暮らせるようになりました。いや〜、いつでも好きな時に風呂に入れるって、いいですね(笑)。

引越作業の合間にも、友人・知人のみなさんからは帰国祝いの飲み会にガンガン誘っていただいていたのですが、「え? 今度こそ東京に定住するの?」とか、「東京にいる方が逆に違和感がある」とか、「パソコンのアドレスブックを見たら、yama_takaさんの住所が『インド北部』になってた」とか、そりゃもうえらい言われよう(苦笑)。僕自身も「社会復帰できるかしらん」と多少不安だったのですが、街を気忙しく行き交う人々にも、日々あふれかえっている物資や情報にも、目玉が飛び出るほど高い物価にも、いつのまにかすっかり慣れてしまいました。

とはいえ、時々ふと、「ラダックは今頃寒くなってるだろうな」とか、「デチェンは今頃何をしてるんだろうか」とか、「タシの家の子供たちは元気だろうか」とか、かの土地のことにあれこれ思いを馳せている自分がいます。ぶっちゃけ白状してしまうと、「戻れるものなら、戻りたい」(笑)。今すぐというわけではないですが、本の仕事が一段落したら、なんとか時間と金を都合して、みんなに顔を見せに行きたいな‥‥と。

そう、僕は帰国してからもずっとラダックの本の原稿を書き続けていたのですが、つい先日、最初の草稿が完成しました。これから先、編集者と意見交換をしながら推敲を重ねて磨きをかけていかねばなりませんが、とりあえず、自分の中でずっと思い描いていた最初と最後の一行がつながったので、ちょっとほっとしています。

この調子で行けば、当初の予定通り、来年の3月頃には本を上梓できそうな感じです。具体的に予定が見えてきたらこのブログでもお知らせしますので、もうしばらくお待ちください。また、本と前後して、雑誌でもラダック関連の記事を何か書けないかと考えているのですが、それも具体化したらここでお知らせしますので、よろしくお願いします。

さあ、大変なのは、これからだ!

2件のコメント

山本さん、お久しぶりです。
覚えてらっしゃらないかもしれませんが、三鷹で偶然お会いしたものです。
プレッシャーをかけて申し訳ないですが、本、楽しみに待っております。
本が出来たら、ぜひぜひラダックへもって行ってください!
ではでは。

>イシハラさん
おひさしぶりです。覚えてますよ(笑)。コメントありがとうございます。
そうですね、本ができたらラダックに持って行って、お世話になった人に一冊々々配って歩きたいですね。その日が来ることを願って、がんばります。

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