Days in Ladakh

「経 Kei」7月号「地球の街角へ」寄稿のお知らせ

ダイヤモンド社が書店店頭などで無料配布している月刊PR誌「経 Kei」。同誌の2018年7月号の連載コーナー「地球の街角へ」に、ラダックのチリン村についてのショートエッセイと写真を寄稿しました。

エッセイのタイトルは「未来へと託される、匠の技」。拙著「ラダック ザンスカール スピティ[増補改訂版]」の52〜53ページに載せている写真の、バックグラウンドストーリーとなるエッセイです。メメレ・リンチェンのことはどこかでちゃんと書いておきたかったので、良い機会となりました。

経 Kei」2018年7月号は、7月10日頃から全国の主要書店で無料配布されます。全国の主な図書館でも閲覧できます。もしよかったら、「ラダック ザンスカール スピティ[増補改訂版]」と併せてご一読いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

松尾 純 写真展「クゼゥゲ・クシュ」ギャラリートーク出演のお知らせ

昨日(6月8日)は、下北沢の本屋B&Bで、エッセイストのたかのてるこさんとのトークイベントでした。チケットは追加分まで含めて予約で完売し、約100人もの方々にお越しいただきました。カウンターに座りながらマシンガントークをくりひろげるたかのさんとの台本なしのやりとりは、いつもと全然違う緊張感で、まるでロデオでもやってるみたいな気分でしたが(笑)、お相手には僕は役不足ながら、お客さんたちにはお楽しみいただけたようだったので、何よりでした。ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。

さて、今月末、もう一度、人前で話をさせていただく機会があるので、そのお知らせをば。

以前「撮り・旅! 地球を撮り歩く旅人たち」にも写真と文章を寄稿していただいた広島在住の写真家、松尾純さんの新作写真展「クゼゥゲ・クシュ」が、銀座と大阪のニコンサロンで開催されます。銀座ニコンサロンでは2018年6月20(水)から26日(火)まで、大阪ニコンサロンでは7月19日(木)から25日(水)までです(いずれも日曜は休館なのでご注意を)。

今回の写真展は、モンゴル西部でイヌワシを使って狩りをする鷹匠の一族を追ったドキュメンタリー。クゼゥゲ・クシュとは、遊牧民が家畜たちとともに次の牧草地を目指す年4回の大移動のうち、「春の移動」を意味する言葉なのだそうです。モンゴルの雄大な風景と、そこで暮らす人々の逞しさと優しさを松尾さんがどんな風に捉えているのか、僕も会場で展示を拝見するのがとても楽しみです。

銀座での展示期間中、6月23日(土)14時から松尾さんご自身が作品について話をするギャラリートークが開催されるのですが、そのトークの司会を、ふつつかながら僕が担当させていただきます。予約不要、参加費無料だそうです。松尾さんのお話を東京で直接聞ける機会はなかなかないと思うので、ぜひご来場ください。お待ちしています!

雑誌「地上」へのラオス写真記事の寄稿のお知らせ

6月1日(金)発売のJA(農協)グループ刊行の雑誌「地上」2018年7月号に、1月に取材したラオス北部の少数民族の村々についての写真記事「紅の矜持」を寄稿しました。同誌のカラーグラフに隔月で連載されている「極奥物語」の枠での掲載で、半年ぶり2度めの寄稿になります。

思い返せば、今年1月にラオスを旅したのは、「スタアラのマイルがバンコクまで往復できるくらいにたまったし、有効期限が切れないうちにどこかに行っとくか」という、軽い気持ちで思い立ってのことだったので、こんな風に記事にまとめさせてもらえるとは、正直あまり想像してませんでした。なので、今回こうした機会をいただけて、とても嬉しかったです。編集部の方々、ありがとうございました。

雑誌「地上」は一般の書店では扱われていないのですが、Web上にある下記のページから申し込めば、単月号を1部から購入できます。申し込みが完了すると、雑誌本体とともに請求書兼払込用紙が送られてきます。

「地上」購読申し込み|地上|雑誌|一般社団法人家の光協会

写真はもちろんすべて撮り下ろし、文章も書き下ろしの記事なので、よかったらご一読いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

「旅の本づくり」トークイベント第2弾を終えて

2018年5月22日(火)夜、文禄堂高円寺店で開催したトークイベント「あなたの旅を本にしてみませんか? 現役編集者があなたの“旅本”企画にアドバイス!」。参加者の方々から事前に旅の本の企画案を募集し、イベントの中でそれらに対して出演者がアドバイスをさせていただくという趣向のイベントだったのですが、今回は開催直前まで、なかなか心臓に悪い展開でした(笑)。

まず、募集〆切の前日までに送られてきた企画案が、1本だけ(苦笑)。関係者でサクラ案を用意するかという話にもなりかけたのですが、〆切当日になってどどどっと立て続けに企画案が届いて、最終的には全部紹介しきれるか心配になるほどの本数が集まりました。みなさん、ギリギリまで粘りすぎ(笑)。イベント自体の参加予約数もかなりスロースタートだったのですが、いざ本番になってみると、当日参加の方々も含めて大勢のお客さんにお越しいただいて、盛況のうちに終えることができました。本当にありがとうございました。

昨年2月に開催した第1弾のイベントの時もそうでしたが、今回の参加者の方々もみなさんものすごく熱心で、細かくメモを取りながら話を聞いてくださったのが印象的でした。主催してくださった文禄堂のスタッフの方々も、「本が売れない、読まれない、と嘆かれている今の時代にも、自分の本を作りたいと思っている方々がこんなにいらっしゃるというのが、驚きでしたし、嬉しかったです」とおっしゃってましたね。

イベントの性格上、自分の本の話やラダックの話はほとんどしなかったので、会場で用意していただいた本の売り上げは正直イマイチだったのですが(苦笑)、文禄堂高円寺店さんでは、「ラダックの風息[新装版]」と「ラダック ザンスカール スピティ[増補改訂版]」をそれぞれ限定の小冊子&ポストカード付きで販売していただけることになりました。どちらの小冊子も、僕の手元にもほとんどストックがないほど残りわずかなので、未入手の方は文禄堂さんでぜひ。

重ね重ね、イベントにお集まりいただいたみなさま、関係者のみなさま、どうもありがとうございました。

2018年はインナー・ライン・パーミットにご注意を!

レーの現地旅行会社、ヒドゥンヒマラヤのサチさんからの情報なのですが、2018年のラダックでは、インナー・ライン・パーミット(ILP)が必要な地域へ旅行する際、ちょっと注意が必要になりそうです。

少し前に、ある現地旅行会社がILPの発給対象外の国籍の旅行者のために、申請時にパスポートをごまかす形でILPを取得させていたことが発覚しました(迷惑な話ですね)。それ以来、ILPの申請手続きや各チェックポストでの検査が、かなり厳しくなってしまったのだそうです。

ILPは基本的に、外国人2名以上のパスポートが申請時に必要ですが、実際に旅行してチェックポストを通過する時には、外国人1名でも何か言われることはこれまでほとんどありませんでした。しかし現在は、ローカルバスやシェアタクシー、レンタバイクなどを使って、1名だけでILPの必要な地域に行こうとすると、チェックポストで追い返される場合もあるそうです。

どのチェックポストでも1名だと常に追い返されるというわけではなく、たとえばダー・ハヌー方面に行く際に通るカルツェのチェックポストは、ローカルバスで1名で通過しても、今のところ特に問題ないそうです。ただ、ヌブラ方面のカルドゥン・ラ、パンゴン・ツォ方面のタンツェ、ツォ・モリリ方面のマヘやコルゾクなどでは、かなり厳しくチェックされることが予想されます。

なので、今年ラダックのILPが必要な地域を一人旅で回ろうと考えている方は、ヒドゥンヒマラヤなど信頼のおける旅行会社でILPを取得して、専用車を手配してもらうか、レンタバイクなどで回る場合も一緒に随伴してくれる現地ガイドを手配してもらった方がよさそうです。

あと、これは以前からの注意点ですが、公用パスポートの人や、インドビザがジャーナリストビザ(取材目的でなく個人的な観光目的で、という体裁のジャーナリストビザも同様)の人に対しても、現時点ではILPは発給されないので、該当する方はご注意ください。

インドでパスポートやILPやビザでもめると、後々まで大変めんどくさいことになるので、くれぐれも「ま、いっか。いちかばちかで、行ってみよ」などと思わず、可能なかぎりリスクを回避するようにしましょう。