Days in Ladakh

『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』完成しました!

2020年4月28日(火)に発売される新刊、『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』。このたび無事に完成して、見本誌がこちらに届きました。どんな雰囲気の本なのか、現物を撮影した写真を交えてご紹介したいと思います。

まず、表紙はこのような感じ。帯はドリープという半透明素材の紙に、赤い文字をUV印刷で印字しています。
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『夏の旅 ラダック、東の高地へ』のお届け方法について

2020年4月28日(火)から発売される新刊『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』の購入特典としてご用意した、数量限定のミニ写真集『夏の旅 ラダック、東の高地へ』。そのお届け方法について、現時点で予定している3つの方法をお知らせします。

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■一部の書店でのセット販売

国内の一部の書店では、『冬の旅』に『夏の旅』を同梱した形での販売が行われます。各店には、もっとも少ない場合でも5セットの在庫があります。書店側のご都合にもよりますが、事前にその書店に電話などで取り置きを依頼していただくと、より確実に入手できると思います。

『冬の旅』と『夏の旅』のセット販売が実施される予定の書店は、現時点で下記の通りです。4月に発令された新型コロナウイルス対策に関する緊急事態宣言を受けて、短縮営業となっているお店もありますので、ご注意ください。なお、首都圏や関西などを中心に、現時点で休業中でも、営業再開後にセット販売を実施していただく可能性のある書店もかなりありますので、それらの書店の情報は、随時ここに追加してお知らせします。

・紀伊國屋書店 新宿本店
・ジュンク堂書店 池袋本店
・代官山 蔦屋書店
・丸善 丸の内店
・書泉グランデ(オンラインでのセット購入可能
・有隣堂 ヨドバシAKIBA店
・くまざわ書店 武蔵小金井北口店
・ジュンク堂書店 立川高島屋店
・有隣堂 厚木店
・ポルベニールブックストア(オンラインでのセット購入可能
・MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店
・ジュンク堂書店 盛岡店
・ジュンク堂書店 新潟店
・うさぎや 栃木城内店
・精文館書店 豊橋本店
・丸善 松本店
・旭屋書店 なんばCITY店
・ジュンク堂書店 近鉄あべのハルカス店
・ジュンク堂書店 神戸住吉店
・ジュンク堂書店 三宮駅前店
・丸善 広島店
・丸善 博多店

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■『冬の旅』刊行記念トークイベント会場での配布

新型コロナウイルス流行の影響を受けて、開催が延期となっている『冬の旅』刊行記念トークイベント。今後の状況の推移にもよりますが、現時点では、2020年の晩秋から冬頃に、東京都内で開催できればと考えています(開催時期が遅れても、完全に中止にすることはありません)。参加方法としては、メールによるご予約の上、参加費(1500円程度を想定しています)を会場受付でお支払いいただく形を予定しています。

トークイベント当日には、会場で『冬の旅』と『夏の旅』のセット販売を実施します(ご希望の方には本にサインも進呈します)。また、トークイベントが開催される前に『冬の旅』をご購入いただいた参加者の方には、受付時にその旨を自己申告していただければ、『夏の旅』をお一人につき1冊進呈します。『夏の旅』のトークイベント会場での配布分は、前述の一部書店でのセット販売分とは在庫を分けてありますので、ご安心ください。

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■購入済みの方への郵送でのプレゼント

お住まいの場所や体調管理などの理由で、前述の2種類の方法で入手することは難しいけれど、ネット書店などで『冬の旅』は購入したい、という方には、数は限られますが、僕から個別に『夏の旅』を郵送にてプレゼントします。送料は無料です。その代わり、応募条件として、『冬の旅』を読んだ感想をお寄せいただけますでしょうか。僕にとっては、今後の参考としても、励みとしても、それが一番嬉しいです。お寄せいただいた感想は、外部には公表しませんので、ご安心を。

『夏の旅』の郵送をご希望の方は、メール( takaki.yamamoto@gmail.comにて、件名を「夏の旅プレゼント応募」とし、お名前お届け先のご住所『冬の旅』の読後の感想をお書きの上、ご応募ください。お送りいただいた内容に特に問題がなければ、先着順に順次発送します。メール以外に、手紙や葉書でのお申し込みでも、上記の内容をお書きいただいていれば、もちろん大丈夫です。その際の宛先は、版元の雷鳥社宛てでお願いします。

郵送でのプレゼント用の『夏の旅』の在庫はかなり限られていますので、お一人につき1冊までのご提供とさせてください。この枠の分の在庫がなくなりましたら、プレゼント応募の受付は終了させていただきますので、ご了承ください。

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以上です。できるだけ無理のない形で、ご希望の方々のお手元に、『冬の旅』と『夏の旅』をお届けできればと思っています。よろしくお願いします。

ロックダウン下のラダック

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、3月22日から約3週間、国内すべての都市でロックダウン(都市封鎖)を実施しているインド。全土ではこれまでに3000人以上の感染者が確認されていて、ラダック連邦直轄領でも、イランなどに巡礼に行っていた人を中心に十数名の感染者が見つかっています。

速やかなロックダウンの措置が功を奏してか、ラダック内では今のところ、感染拡大の兆候はなく、入院していた人も順次退院しているそうです。とはいえ、これからしばらくの間、ラダックと外部との行き来はかなり制限されるでしょう。毎年6月頃に大挙してラダックを訪れるインド人の国内旅行者も、今年はほとんど来ないのではないかと思います。7月以降は、例年だと外国人旅行者のハイシーズンになりますが、国と国との間の行き来が制限されている現状が、そう簡単に回復するとも思えません。ラダックで観光業を営んでいる人々にとっては、非常に厳しい夏になりそうです。

とはいえ、ある程度長い目で見れば、今はそれが一番適切な道ではないかと思います。ラダックのように医療体制が十分でない僻地に、無症状の感染者が入り込むかもしれないというのは、現地で暮らす人々にとって、あまりにもリスクが高すぎます。ラダックへの旅行は、さまざまな状況がもっと落ち着いてから、じっくり検討すべきではないかな、と。

ラダックも、インドも、日本も、そして世界も、今は、我慢の時ですね。

『冬の旅』特典:限定ミニ写真集『夏の旅 ラダック、東の高地へ』

『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』の刊行に合わせて、数量限定の特典を制作しました。今回は、なんと、写真集です。

写真集のタイトルは『夏の旅 ラダック、東の高地へ』。ラダックの中でも、チベットのチャンタン高原に連なる東の高地、パンゴン・ツォ、ツォ・モリリ、そしてハンレといった地域の写真を選んで、フルカラー16ページのミニ写真集を作りました。シンプルなものですが、かの地にまつわる文章も書いています。デザインは『冬の旅』と同じく、あきやまなおこさんに担当していただいています。

この『夏の旅 ラダック、東の高地へ』は、日本国内の一部の書店で、『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』に同梱した形で販売される予定です。どの書店でセット販売が行われるのかは、確定しましたら、このサイトで随時お知らせしていきます。

また、『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』の発売に合わせて計画している刊行記念トークイベントの会場でも、この『夏の旅』を『冬の旅』に同梱した形で販売します。イベントの開催時期などについては、昨今の新型コロナウイルスの流行状況も慎重に考慮した上で決定し、お知らせできればと思っていますので、今しばらくお待ちいただけると幸いです。

『夏の旅 ラダック、東の高地へ』の印刷部数は、店頭配布分とイベント配布分とで分けてはいますが、どちらもごくわずかですので、在庫がなくなり次第、終了となります。ご興味をお持ちいただける方は、ぜひお早めに。

『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』

『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』
文・写真:山本高樹
価格:本体1800円+税
発行:雷鳥社
A5変形判288ページ(カラー77ページ)
ISBN978-4-8441-3765-8
配本:2020年4月下旬

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書き下ろしの旅行記としては、11年ぶりに、新刊を上梓します。

2019年の1月から2月にかけて、僕は友人のパドマ・ドルジェとその従弟のゾクパ・タルチンとともに、冬のザンスカールを旅しました。凍結したザンスカール川の上に現れる幻の道チャダルを辿り、雪崩が頻発する豪雪地帯ルンナク渓谷を抜け、最深部の僧院、プクタル・ゴンパへ。そこで真冬に催される祭礼、プクタル・グストルの一部始終を見届けるための旅でした。プロの写真家、あるいは文筆家で、真冬にプクタルまで往復してグストルの取材をしてきた人間は、日本にも、世界にも、たぶんいないと思います。

何年も前から自分で計画していた旅でしたが、出かけるまでは、文章も写真も、人に伝えるに足るものを持ち帰ることができるかどうか、正直、半信半疑でした。もしかすると、短い雑誌記事にまとめるのが精一杯かもしれない、と。

でも、実際に旅を終えてみると、僕の目の前には、旅に出る前には想像もしていなかった、一篇の冒険物語が立ち現れていました。僕自身の冒険ではありません。それは、ともに旅してくれた二人の友人と、旅の途上で出会った人々、そして、遠い昔から幾世代も生と死と祈りを紡いできた、ザンスカールに生きるすべての人々の冒険の物語でした。

これは、何としても、形にしなければならない。全身全霊を込めて、書いて、本にして、伝えなければならない。ただただ、その思いだけで、去年から一心不乱に制作に取り組んできました。こうして、刊行のお知らせをできる段階にまで漕ぎ着けられて、ものすごくほっとしています。

この本の出版を引き受けてくれたのは『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』の発行元でもある、雷鳥社。文中に現れる地名の表記など、細かい現地情報の確認には、ラダックの現地旅行会社ヒドゥンヒマラヤのツェワン・ヤンペルさんと上甲紗智さんにご協力いただきました。本のデザインは、プクタルを夏に訪れた経験もある知人のデザイナー、あきやまなおこさんに担当していただいています。カラー写真も約60点収録しているので、冬のザンスカールやルンナクの雰囲気を、存分に味わっていただけるはずです。

『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』が書店に並びはじめるのは、4月28日(火)頃から。一部の書店では、『冬の旅』に数量限定特典のミニ写真集『夏の旅 ラダック、東の高地へ』を同梱した形での店頭販売を予定しています。どの書店でセット販売が行われるのかは、確定次第、このサイトでも随時お知らせしていきます。

また、この本の発売に際して、刊行記念トークイベントの開催も予定していますが、昨今の新型コロナウイルスの流行状況も慎重に考慮した上で、開催時期などの詳細をお知らせできればと思っています。今しばらくお待ちいただけると幸いです。

僕にとって、本当に、大切な一冊になりました。何かと不穏な世の中ですが、この本が、一人でも多くの方に届きますように。