Days in Ladakh

種まきの歌声

桜が散ったと思ったら雪が降ったりして、妙な天気が続いていましたが、ようやく春本番になってきましたね。ラダックの人々は、畑での種まきで忙しい日々を送っているのではないかと思います。

この間、パソコンの中のデータを整理していたら、面白いものを見つけました。2008年春、ラダックのシャクティで、村の男たちがゾ(ヤクと牛の混血種)を使って畑を耕しながら種まきをしている時の歌声を、ICレコーダーで録音したファイルです。

種まきの歌声:Ladakh_seeds.WMA

これはもともと、「ラダックの風息」の原稿を書く時の参考資料にしようと思って録音したものです。それ以外に特に何かに使おうとは考えていなかったのですが、そういえば、ラダックの人々が種まきの時に歌う歌を聞いたことがある人は、日本にほとんどいないんじゃないかということに今頃になって気づいたので(笑)、このブログにアップしてみようと思った次第です。

ラダックの男たちは、鋤を引く二匹のゾを歌を歌うことで操ります。「コール! コール!」というのは、「回れ! 回れ!」という意味。畑の外側からゆるやかな弧を重ねて描くように鋤で耕して、そこにできた溝に種をまいていくので、ゾに回ってもらう必要があるわけです。彼らによると、ゾはちゃんと歌の意味をわかっているそうですよ。

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