Days in Ladakh

バスゴのラマゾギ(2)

ロサルから明けて8日目の朝、村の中で怪しげな集団に出会いました。村の少年たちが扮する彼らはウルブルと呼ばれ、白覆面に白装束、手にした鹿の角を振り回し、奇声を発しながら行進していきます。

ウルブルたちは村の家々に徒党を組んで押しかけたり、通りがかった車やバスを止めては、何がしかのお金をせびって回ります。そのさまは、まるでショッカー軍団のようでした‥‥(笑)。

数日ぶりに再会したラマゾギ。そ、そのアフロは‥‥! 悪霊祓いに訪れた行く先々の家々で、バルトットに羊毛を結わえつけられているうちに、こんなになっちゃったそうです。

ラマゾギにとって、バルトットはとても重要なアイテムです。お祓いをする時はバルトットを外して、「ハッ!」というかけ声とともに相手をバルトットで軽く叩きます。通りがかった車にもほらこの通り。

いくつかのチョルテンが立ち並ぶ小さな広場で、ラマゾギたちが太鼓の演奏に合わせて踊りを始めました。

続いて登場したのは、白覆面にキンキラキンの三角帽をかぶった4人の男性。白装束がラダク、茶装束がカロクと呼ばれています。

一段高い位置に坐っているのは、カローンと呼ばれる名士の家系の男性。かつてのラダック王国の大臣の子孫だそうです。

どこか遠くから奇声が聞こえてくると思って、山を見上げると、あっ、ウルブル(笑)!

ウルブルたちは山から下りてくると、ラダクとカロクの踊りに乱入したり、いきなり車座になって座り込んで怪しげな儀式をしたりして、最後はやっぱり周りの村人たちに金をせびって回ってました(笑)。まあ、村の少年たちにとっては、年に一度のやりたい放題の日なんでしょうね。

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