空の果てで暮らした日々
去年の春から暮らしはじめたラダックでの日々にも、いよいよ終わりが近づいてきました。8月30日の朝、レーからデリーに飛び、そこから席の取れる一番早い便で日本に帰ります。 長かったような、あっという間だったような、でもやっぱ...
去年の春から暮らしはじめたラダックでの日々にも、いよいよ終わりが近づいてきました。8月30日の朝、レーからデリーに飛び、そこから席の取れる一番早い便で日本に帰ります。 長かったような、あっという間だったような、でもやっぱ...
そういえば、まだこれを紹介してなかったな‥‥と思ってたら、昨夜デチェンさんがタイムリーに作ってくれたので、写真とともにご紹介します。 これはティモと呼ばれる料理で、小麦粉を練ってクロワッサンそっくりな形にして蒸し上げた蒸...
去年から暮らしはじめたこのラダックで、膨大な数の写真を撮り続けてきた僕ですが、改めてつくづく思うのは「やっぱりフェルミには到底かなわない」ということ。まあ、比べるだけ無謀といえばその通りですが(笑)。 オリヴィエ・フェル...
遊牧民たちと別れた後、僕は今回のルート上の難関、キャマユリ・ラという峠にさしかかりました。標高は5500メートルくらいあるはず。酸素が本当に薄くて、息を吸っても吸っても苦しい。足がぱたりと動かなくなりました。
ラダックの南東部、インダス川の南岸に広がる標高4000メートルを越える高原地帯を、ルプシュと呼びます。そこにはツォ・カル、ツォ・モリリといった岸辺に希少な生態系を持つ湖をはじめ、さまざまな種類の野生動物や、たくさんのヤク...
・プンツォク・ワンチュク ルムツェ村出身、48歳のホースマン。今回は僕のために3頭の馬とともに旅をするはずが、まったく同じ日に別のトレッカーからも依頼を受けて、合計7頭の馬を率いることに。ルプシュの旅を知り尽くしていて、...