5月24日(日)夜に下北沢の書店B&Bで開催した、ブータン写真家の関健作さんと僕とのトークイベント「ブータンとラダック。僕たちが歩いてきた道」、無事に終了しました。上の写真は、ご来場いただいたKatsuya Shimbataさんに撮影していただいたものです。
今回のイベント、告知を開始したのが2週間前からと短い募集期間だったにもかかわらず、最終的にはご招待の方を除いても48名もの方々にご来場いただき、文字通りの大入り満員となりました。会場では関さんや僕の本、そして「撮り・旅!」もたくさんお買い上げいただいて、今回お店で仕入れていただいたネパールのムスタンビールも完売したそうです。本当にありがとうございます。
この日の会場は、ムスタンビールのおかげか(笑)、とてもなごやかであたたかい雰囲気で、しかもお相手はトークイベントにかけては百戦錬磨の関さんだったので、僕自身、かなり楽な気持で話をさせていただけたかなと思います。まあ、それでも緊張はしていたので、例によって自分が何をしゃべったのかはあまりよく憶えてないのですが(苦笑)。旅と写真とビールという組み合わせの相性のよさに、だいぶ助けてもらったと思います。
あらためて思ったのは、今回のイベントのような機会を通じて、これまでラダックとの接点がなかった人にもその魅力を伝えていくことは、まだまだできるのだなということ。自分の本や言葉や写真で、そういう人の背中をほんの軽くでも後押ししてあげることができるのなら、これからもラダックに関わり続けるのが自分の果たすべき役割なのかなと、再確認させてもらえた気がしています。
ちなみに今回のイベント、B&Bさんから出演料をお支払いいただいたのですが、僕自身がいただいた分は、そのまままるっと、ネパールの震災被災地支援のために寄付させていただきました。寄付したのは、尊敬する写真家の石川梵さんが震災直後から取り組まれているプロジェクト「ネパール天空の村ラプラックを救う会」です。ラダックやブータンと同じチベット文化圏に属するネパールで困難に直面している人々に、少しでも役立てていただけたらと思っています。
重ね重ね、今回のイベントにご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。また何か機会があれば、よろしくお願いします。
コメントを残す