新型肺炎流行に伴うインドへの渡航制限について

2019年末に中国で発生して以来、世界各地で感染者が増加している新型コロナウイルスCOVIC-19。この新種のウイルスによる肺炎の流行に伴い、日本からインドへの渡航に対しても、2020年3月3日現在、次のような制限がかけられています。

2020年3月3日以前に日本人向けに発給されていたインドのe-Visaや各種ビザは、すべて無効になると発表されています。やむを得ない理由で渡航の必要がある場合は、管轄のインド大使館・総領事館にて新規ビザの申請が必要とのことです(おそらく現時点では、ビザの取得は非常に難しいと思います)。これまで、インド到着時に空港で提供されていたアライバルビザは、発給を停止されています。また、従来オンラインで申し込むことのできたe-Visaも、新規の申請受付を停止しています。

仮に何らかの理由でインドへの入国が許可された場合も、空港での入国審査時に、発熱検査と健康診断カードの提出によるスクリーニングを受けなければなりません。その際、発熱(37度2分以上)や咳などの症状がある場合は、医療機関などで一定期間待機させられる可能性があります。入国後も28日間はインド政府による観察対象者とされ、健康状態などを照会される場合があるそうです。2020年1月15日以降に中国本土(香港とマカオは除く)への渡航歴のある人は、インドへの入国は現在許可されていません。

厄介なウイルスのせいで、何とも面倒なことになってきましたね……。インドへの渡航について、また何か新しい情報が入ったら、随時お知らせしていきます。

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