3月25日(土)午後にモンベル御徒町店で開催した、ブータン写真家の関健作さんとのコラボトークイベント「僕たちはブータンとラダックで、撮って、書いて、生きてきた。」。当日はおかげさまで、たくさんの方々にご来場いただき、定員80名の会場がほぼ完全に満席の状態でトークをさせていただくことができました。前日に出版社から会場に届けてもらった「ラダックの風息[新装版]」も、ほぼ完売となりました。イベント自体も、百戦錬磨の関さんの軽妙なトークのおかげで、良い感じでやらせていただけたのではないかと思います。終了後にチベットレストラン&カフェ・タシデレで開催した懇親会も、椅子が完全になくなるほどの盛況で、和やかなひとときとなりました。
今回のイベントは、僕にとって、ラダックと本格的に深く関わりはじめてから今に至るまでの約10年の日々と、現在の自分が立っている場所、そしてこれから目指そうとしている新たな目標について、あらためてぐるりと思いを巡らすことのできた機会となりました。これまで歩いてきた道は、迷ったり、行きつ戻りつしたり、ずっこけたり、いろいろあったけれど、けっして無駄でも間違いでもなかったということ。これから歩いていこうとしている道も、道しるべも何もないけれど、きっとその先には、辿り着ける場所があるはずだということ。楽な道のりではないと思いますが、一歩々々、焦らずに、前に進んでいければと思っています。
イベントの最後に初めて情報を公開した、今年の夏に僕がガイドを務めさせていただくツアーの詳細は、4月初め頃には正式に発表されると思います。今年の目的地は、スピティと、ザンスカールです。ご興味のある方は、楽しみにお待ちください。
イベントにお越しいただいたみなさま、重ね重ね、ありがとうございました。
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