ラダック語入門:指示する言葉と疑問詞編

いったいどこで打ち止めにすればいいのか‥‥と内心戦々恐々としている(笑)ラダック語入門ですが、今回は会話の中でもとても使用頻度の高い、指示する言葉や疑問詞などについて書いてみたいと思います。

まず何かを指し示すのに使われる言葉ですが、基本は以下の4つです。

イ〜 / この〜
ア〜 / あの〜
テ〜 / その〜
カ〜 / どの〜

これが変化すると、次のようなバリエーションが生まれます。

イボ / これ
アボ / あれ
テボ / それ
カボ / どれ

イカ / ここ
アカ / あそこ
テカ / そこ
カカ / どこ

イル / ここへ
アル / あそこへ
テル / そこへ
カル / どこへ

イネ / ここから
アネ / あそこから
テネ / そこから
カネ / どこから

イズック / こうして
アズック / ああして
テズック / そうして
カズック / どのようにして

これらの指示語を使うと、たとえばこんな言い回しをすることができます。

カ ハティー ア トゥプドゥクレ? / どの店で売っていますか?
イボ ニェランギ フィア インレ / これをあなたに(何かをあげたりする時)
テボ ヤルテ サルレ / それを貸してください
カル スキョッダレ? / どこに行かれるのですか?
イズック チョステ〜 / こうやって〜

「カ〜」から派生した疑問詞のほかには、次のような疑問詞があります。

チ / 何が
スー / 誰が
スィー / 誰の
ナム / いつ
ツァム / いくつ
ツァムシック / どれくらい
チア / なぜ
チ フィア / 何のために
スィー フィア / 誰のために

使用頻度の高い疑問文とその返事は、こんな感じでしょうか。

チ ソンレ? / どうしましたか?
チャン マソンレ / なんでもないです
スー インレ? / どなたですか?
ドルマ インレ / ドルマです

‥‥いやー、いよいよネタが枯渇してきました(苦笑)。ラダック語入門、続くかどうかわかりませんが、ちょっと考えてみます。

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