カルギルという街

カルギルという街とは、僕はどうも相性が悪いようです。今までに二回訪れて、二回ともラマダーン(断食月)にぶち当たったとか(苦笑)、そういうめぐり合わせの悪さもあるのでしょうが、あの街、どうも落ち着かないのです。一刻も早く出たくなってしまう。僕も一応、世界のいろんな国のいろんな街を旅してきましたが、その中でも一、二を争うくらい、居心地が悪いと感じてしまう街です。どうしてかなー、とその理由を考えてみました。

カルギルの街では、上の写真のように、普通の車道でも人々が道幅いっぱいに膨らんでぶらぶらと歩いているのが特徴です。こんな状態だと車はまともに進めないので、いらいらしてクラクションを鳴らしまくります。それでも人々は避けない。さらにクラクションが鳴らされる……。結果としてカルギルの街では、朝から晩までそこらじゅうでクラクションがひっきりなしに鳴り響いている、というわけです。そりゃ、居心地も悪いですよね(苦笑)。街の中で、手や足にギプスをはめてる人をよく見かけたのも、さもありなんという感じです。

まあ、行かないですむなら、できるだけ行きたくないですね、あそこには。

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