Days in Ladakh

笑っていたい

ナムギャル・ツェモの頂上から。うれしい時も、つらい時も、いつもこの空を見上げていました。

ラダックでの日々を過ごしはじめてから、自分はよく笑っているなあ、と感じます。なぜだか自分でもよくわからないのですが、こっちの友人たちと話をしていると、何の気兼ねもてらいもなく、心の底から笑える気がするのです。

もちろん、日本にも僕にとって大切な人は何人もいるのですが、今年の前半は特に、震災があったり、仕事でいろいろと煩わされることが多かったりで、友人たちとの語らいでは相殺しきれない、目に見えない澱のようなものが、自分の中にたまっていたのだと思います。笑いたくないのに笑顔を見せなければならなかったり。怒りたくないのに自分を守るために怒らざるをえなかったり。それってやっぱり、自然ではないですよね。

ラダックの青空と、ここで暮らしている大切な人たちが、僕に当たり前の自分を思い出させてくれたような気がします。笑えるなら、笑っていたい。

以前、真冬のチャダルを旅している時、ハナムルという村で会った老婆は「あんたは、ものすごくいい笑顔で笑うわねえ」と言ってくれました。そんなことは生まれてこのかた言われたことがなかったので、僕は本当に照れて真っ赤になってしまったのですが、その時と同じような笑顔を、僕はまた取り戻せるのでしょうか。

2 thoughts on “笑っていたい

  1. Sachiko Kawai

    戻られたのですね。解放感のある新鮮なメッセージが読み手にも伝わります。ラダックの日々をこれからも更新してください。昼休み楽しみにチェックしてます。宿の皆さんもお元気ということで何よりの情報でした。お体には気をつけて。

  2. yama_taka

    Sachiko Kawaiさん
    おひさしぶりです。コメントありがとうございます。宿のみんなは、僕が到着する日を一日間違えるくらい、あいかわらずです(笑)。サチさんのことも伝えておきますね。これからも取材の合間に更新していきますので、よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です