Days in Ladakh

ラダック各地へのアクセスガイド:ILPが必要な地域編

何だか一部で微妙に好評みたいなので、調子に乗って、ラダック各地へのアクセスガイドを続けてみようと思います。今回はダー・ハヌー、ヌブラ、パンゴン・ツォ、ツォ・モリリなど、インナー・ライン・パーミット(ILP)が必要な地域についてまとめます。地図はこちらのページをご覧ください。

ILPの取得は、レーの街にある旅行代理店に依頼すれば、手続きを代行してもらえます。自力の申請は非常に煩雑なので、止めた方が無難です。申請の際は、外国人2名分のパスポートの個人情報欄とインドヴィザのページのコピーが1枚ずつ必要になります(コピー屋さんはレーのメインバザールにあります)。実際に行くのが自分1人しかいなくても、旅行代理店によってはパスポートのコピーをうまく使い回してILPを取得してくれるところが多いです。

ILPの有効期間は7日間。申請の際は複数の地域を指定できるので、7日間以内であれば、たとえばダー・ハヌーに2泊3日で行ってきて、残りの日程でパンゴン・ツォにジープで日帰りといった手配も可能です。ILPが必要な地域に入る際は、チェックポストでパスポートとILPを見せるように言われるので、事前に何枚かILPをコピーしておいて、チェックポストで渡すようにするといいでしょう。

・ダー・ハヌー
花の民ドクパが暮らす、インダス川沿いの渓谷地帯。レーからは朝の9時頃に出発するバスが1本あります。チェックポストはカルツェの近く。ダーに到着するのは夕方の5時頃ですから、途中ニンムやカルツェで休憩するといってもかなりの長丁場です。ゲストハウスはありますが、電気は通じていません。レーに戻るバスは、朝8時頃にダーを出発します。‥‥ちなみに、花の民の人々が、花を頭いっぱいに飾るのはお祭りの時だけなので、期待しすぎてがっかりしないようにしてください。

2010年から、ダーからさらに先にある、ガルクン、バタリクといった村からカルギルに至るまでの一帯と、ダーの少し手前から川沿いを南下した場所にあるチクタンなどの村への立ち入りも許可されるようになりました。これらのエリアはカルギル地区に属しているのですが、ILPはレーのDCオフィスでも取得可能です。

・ヌブラ
レーの北、カルドゥン・ラを越えた先にある緑豊かな渓谷地帯。デスキット、フンダル、スムル、パナミックという村々が川沿いに点在していて、デスキット・ゴンパやサムタンリン・ゴンパといった僧院もあります。レーとヌブラの間は、2日に1本の割合(月曜を除く)でバスが行き来しています。チェックポストはカルドゥン・ラ近辺に2カ所。ヌブラの中で村から村へ移動する場合は、朝に1本、午後に1本程度行き来するバスがあるのでそれを利用できます。時間が限られている場合は、ジープをチャーターして2泊3日くらいで回るようにするとスムーズです。冬はカルドゥン・ラが雪でほとんど塞がってしまうので、基本的にヌブラには行くことはできません。

2010年から、フンダルのさらに先にあるトゥルトゥクという村まで行くことができるようになりました。トゥルトゥク行のバスは昼過ぎにデスキット発。トゥルトゥクから戻るバスは早朝発です。時間がない場合はジープチャーターの方が現地でゆっくりできるでしょう。途中には数カ所のチェックポストがあるので、ILPのコピーを多めに用意しておく必要があります。トゥルトゥクでは、ゲストハウスやホームステイでの宿泊が可能です。

・パンゴン・ツォ
ラダック東部、チャン・ラを越えた先にある、チベットへと連なる細長い湖。標高は4500メートルくらいあります。チェックポストは途中に1カ所。バスはたまにしか走っておらず、外国人が入れるのはメラクという村のあたりまでなので、ほとんどの旅行者はジープをチャーターして日帰りで往復しています。レーを早朝に出発すれば、夜の早い時間には戻ってこられるくらいの距離です。ただ、パンゴン・ツォは空模様がよくないと魅力が半減してしまうので、できれば現地でホームステイなどするような、ゆったりめの旅程にすると、天候のいい状態のパンゴン・ツォを見られる可能性が高くなります。冬はチャン・ラが雪でほとんど塞がってしまうので、行くのは難しくなります。

・ツォ・モリリ
ラダック南東部、ルプシュと呼ばれる地域にある美しい湖。標高は4500メートルくらいで、湖畔にはカルゾクという村があります。ゲストハウスやテントハウス、ホームステイが可能です。レーからはかなりの距離があるので、日帰りは無理です。レーとカルゾクとの間はごくたまにバスが往復していますが、まずあてにならないので、ジープをチャーターして往復することになります。チェックポストは、マヘ橋と呼ばれる地点と、カルゾクの村の入口の2カ所。

ツォ・モリリの北西にはツォ・カルという塩湖があって、湖畔のテントハウスで食事や宿泊ができます。ジープをチャーターして、ツォ・モリリとツォ・カルでそれぞれ1泊ずつするという日程にすると、ルプシュを堪能できるのではないかと思います。どちらの湖も、冬場は雪のために行くことが難しくなります。

‥‥ふう。ILPがいるエリアは大変だなあ(笑)。ジープのチャーターはかなりお金がかかるので、うまく日程の合う道連れを見つけて、シェアするようにするといいですね。

One thought on “ラダック各地へのアクセスガイド:ILPが必要な地域編

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