これから目指すこと
またずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。ここのところイベント絡みのお知らせばかりだったので、たまにはつらつらと、近況や最近考えていることを書いてみたいと思います。 ここしばらくは、広告系のインタビュー本の執筆と、...
またずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。ここのところイベント絡みのお知らせばかりだったので、たまにはつらつらと、近況や最近考えていることを書いてみたいと思います。 ここしばらくは、広告系のインタビュー本の執筆と、...
「ラダックの風息 空の果てで暮らした日々」の刊行に合わせて東京・三鷹のリトルスターレストランで開催している写真展が、いよいよ後半戦に突入しました。夏のザンスカール、大麦やアンズの収穫、遊牧民や花の民など、ラダックの儚い夏...
数年前、僕は迷っていました。 日本での仕事をすべて放り出して、ラダックに長期滞在して取材をするかどうか。もしラダックに行ってしまえば、時間もお金もそれなりにかかるし、戻ってきてからの仕事の保障も、ラダックの本を出せるとい...
去年から暮らしはじめたこのラダックで、膨大な数の写真を撮り続けてきた僕ですが、改めてつくづく思うのは「やっぱりフェルミには到底かなわない」ということ。まあ、比べるだけ無謀といえばその通りですが(笑)。 オリヴィエ・フェル...
遊牧民たちと別れた後、僕は今回のルート上の難関、キャマユリ・ラという峠にさしかかりました。標高は5500メートルくらいあるはず。酸素が本当に薄くて、息を吸っても吸っても苦しい。足がぱたりと動かなくなりました。
キナウルとスピティという2つの渓谷地帯を旅してきた僕は、そのまま陸路でラダックを目指すことにしました。インド人旅行者たちのピックアップトラックに乗せてもらって、いざ出発。まずはスピティのカザから、4551メートルのクンザ...