上の写真は、去年の夏、スピティのチッチム村にて。
気がつけばもう日が替わって、クリスマスも過ぎてしまいました。もうすぐ2013年も終わりですね。時が過ぎるのが、ますます早まってるような気がします。
今年をふりかえってみると‥‥ラダックに関わる活動としては、まず、6月にモンベル渋谷店で開催した、ブータン写真家の関健作さんとのコラボトークイベントがありましたね。おかげさまで大勢の方にお申し込みいただいて、増席したのに、それをも上回る大入り満員。トーク自体も関さんのおかげで大いに盛り上がりました。僕自身、本当にいい経験をさせていただけたなと思っています。
その後、7月中旬から約一カ月間インドに渡り、去年からの懸案だった、スピティからパラン・ラを越えてラダックのツォ・モリリに至るまでの道程を歩き通すことにどうにか成功。帰国してすぐに、雑誌「ソトコト」2013年11月号の巻頭カラーグラビアで、その旅の様子を写真紀行の形で紹介できたことも、僕にとっては大きな出来事でした。
その一方で、今年のうちに達成しきれなかった目標もあり、悔しい思いをしたことも事実です。特に、今年の初めに公言していた、旅にまつわる二冊の本を上梓するという目標は、実のところ、自分でもこれ以上は無理というくらい必死に努力を積み重ねて実現に向けて奔走していたのですが、まだ達成できないでいます。
‥‥でも、あくまで「まだ」なんですよね。あきらめてはいません。あとどれくらい時間がかかるか正直わかりませんし、僕の力で実現できる範囲にも限度はありますが、それでも、僕にできる一番いい形で、これらの本たちを世に送り出せたら、と思っています。
来年は、そうした本たちはもちろんですが、それ以外にも、たとえばいくつかの会場での何かしらの展示とか、トークイベントのような場で多くの方々にお会いできる場を作るとか、本ではないけれどちょっと面白がってもらえるモノを作るとか、いろいろたくらんでいます。実現できるかな‥‥どうかな‥‥いや、やれるだけやってみます。
来年も、ラダックに、日本に、たくさんのよきことが訪れますように。
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