FacebookやTwitterではちょくちょくお伝えしていましたが、2013年の春から夏にかけて、なんと合計6本ものインド映画が日本で公開されます。日本ではなかなか見られなかったインド映画、何でまた急に?と訝しがりたくなりますが(笑)、まあ、いいことですよね。最近は面白い作品が多いですから。
まず公開されるのは「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」が3月16日から。続いて4月20日(土)からは「タイガー 伝説のスパイ」「闇の帝王DON ベルリン強奪作戦」「命ある限り」の3作品が一挙公開。そして5月18日(土)からは「きっと、うまくいく」、夏には「スタンリーのお弁当箱」が公開されます。
これらの作品の中で、僕的に特におすすめなのは、「きっと、うまくいく」と「命ある限り」の2つ。というのも、どちらもラダックで撮影された映画なのです。
アーミル・カーン主演の「きっと、うまくいく」(原題「3 Idiots」)は、インド映画歴代興収第1位を記録した名作で、ラダックのパンゴン・ツォで撮影されたラストシーンがあまりにも印象的だったため、翌年からインド人観光客が大挙してパンゴン・ツォに押し寄せるようになったほど。インド国内でラダックという地方が一気に知られるようになったきっかけを作りました。この映画、ラダック滞在中に僕も英語字幕のDVDを観たのですが、素直に面白くて、ぐいぐい引き込まれます(個人ブログに書いたレビューはこちら)。
一方の「命ある限り」(原題「JAB TAK HAI HAAN」)は昨年急逝したヤシュ・チョプラ監督の遺作で、主演はシャールク・カーン。これもラダックで大規模なロケが行われた作品らしく、まだ未見なのですが、楽しみです。
日本の映画館の大きなスクリーンに、ラダックの乾いた風景が映る。何かいいですね(笑)。その他の作品も大ヒット作ばかりなので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
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