6月28日の朝、予定通りラダックのレーに到着しました。高山病もまったく何ともなく、元気です。
レーに着いた初日から、ラダックガイドブックの見本誌を入れたバッグを担いで、こちらでお世話になった人たちを訪ねて、一冊々々渡して回っています。みんなが顔をほころばせて出迎えてくれて、本をめくりながら(もちろん写真や地図しかわかってもらえないのですが)「デモデモ、タクポタクポ」と言ってくれるのが、じんわりうれしいです。でも、何より、自分との再会を喜んでくれているのが、一番じーんときますね。
昨日はヘミス・ツェチュに顔を出して、会場の境内でばったり再会したティクセのツェワン・チンレイさんに、ミラズ・ハウスにお招きいただいて、とても楽しいひとときを過ごしてきました。奥さんの裕子さんも娘さんのミラちゃんも、元気そうで何より。ティクセの静かな村の中で迎えた、澄み切った美しい朝の風景。ラダックに戻ってきたなあ、という感じです。
レーでは、いつものようにノルブリンカ・ゲストハウスに投宿しています。デチェンはちょっと前に大風邪をひいたらしく、今も膝がちょっと痛いと言ってますが、元気にしています。あの宿で旅装をほどいて、台所でチャイを飲んでると、本当に落ち着くんですよね。自分の家みたいに(笑)。
この一年間、日本で本作りの仕事に悪戦苦闘しているうちに、こちこちに凝り固まっていたものが、いつのまにか、するするとときほぐれてきたように感じています。自分自身のベースをあらためて見直すという意味でも、今年の夏、こっちに戻ってきてよかったなあ、と思います。ラダックでは、仕事としてやるべきことも、そうでないけどやりたいことも、いろいろあるので、油断せず、気をつけて、楽しみながら、取り組んでいきたいと思います。
日本は 何でも揃っていて 電車も時間通り来て ゴミも
落ちてない。 だけど 自殺者がメチャクチャ多い。
昨年 オマーンに行った時、向こうのひとに 聞かれました。
そんな日本なのに なぜ自殺するの? と。
ラダックには 自殺するような人は少ないのでしょうね?。
機械みたいに動かなきゃいけない日本と アバウトでいい
国と。 どうしてこう差が出てくるのでしょうか。
地球の生物として 近頃 よく思います。