ラマユルへのもうひとつの道

レー方面からラマユル・ゴンパに向かう時、カルツェから先はたいてい、川沿いに近い平坦な道を行く方がほとんどだと思います。でも、それとは別に、もうひとつの道があることをご存知の方は、どれくらいいるでしょうか?

今ではあまり使われなくなったもうひとつの道は、「ジャレービー・カーブ」などという名で呼ばれているもので、目もくらむような断崖をクネクネと曲がりながら上っていく細い道です。この道をたどって進むと、ラマユル名物のムーンランドも、ご覧のように崖の上から見下ろすような形で眺めることができます。

ジャレービー・カーブをたどっていくと、ラマユル・ゴンパにも、崖のはるか上から舞い降りていくような形でたどり着くことになります。下の道では味わえないすばらしい景観を体験することができるので、おすすめです。もちろん、下の道よりもかなり時間がかかるので、ジープのドライバーの中には嫌がる人もいるそうですが、交渉する時にあらかじめ「ラマユルへは、上からのジャレービー・カーブで行ってください!」と頼んでみる価値はあると思います。

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