2024年夏のラダック・ザンスカール・ルプシュツアー、参加者募集中!

何も終わっていない

もう7月ですか。早いですね‥‥。

7月3日(日)から、いよいよラダックに向かいます。順調に行けば、レーに入るのは翌4日(月)の朝。約2カ月間、本を作るための取材をみっちりとやってきます。

滞在中は、このブログもできるだけ頻繁に更新していきたいと思います。ただ、ネット回線の状態が悪いと、このブログの管理画面へのアクセスもかなり厳しい場合があるので、その場合は、Twitterアカウント( http://twitter.com/ymtk_ladakh )の更新を優先させるつもりです。Twitterではすべての方へのフォロー返しはしていませんが(そうするとチェックしきれないですしね‥‥)、質問などがあれば、リプライを飛ばしていただければ、できるだけお答えするようにしますね。

去年の夏、ラダックで約600人もの人々の命を奪った洪水が起きてから、もうすぐ一年。神様の気まぐれでたまたま生き残った自分の中では、まだ、何も終わっていません。家族や友人、家、財産、畑‥‥たくさんのものを失った人々は、今も各地で苦悩していると聞きます。あの時、被災地を撮影していた時に感じた、やりきれない、いたたまれない気持は、先日の東日本大震災の時にも、デジャヴのようにまざまざと甦りました。震災から3カ月あまり。忘れるには早すぎます。

ラダックでも、東北でも、僕が役に立てる仕事は何もないのかもしれない。この先、生き続けていても、いずれはどん詰まりで、いいことなんて何もないのかもしれない。それでも、人生は続いていく。僕はこれからの日々、今の自分にできること—-本を作るという仕事を通じて、自分にとって大切に思える言葉や写真を、一人でも多くの人に伝えていく努力をしていきたいと思っています。

とにもかくにも、がんばります。

1件のコメント

ラダックでお待ちしています!
基本は毎日出勤していますので、オフィスで首を長くしてお待ちしていますので、是非お手すきの時にお立ち寄りくださいマセ!

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