レーの街では、日に日に夏の気配が強まっています。ポプラの木は深い緑色に色づきはじめ、ノルブリンカ・ゲストハウスの庭に植えられた野菜たちもぐんぐん育ってきています。外国人観光客の姿も、ずいぶん増えてきました。
ラダックに戻ってきて、二週間ほど経ちました。へミスやシェイに取材に行ったほかはほとんどレーにいたのですが、毎日街へ出かけると、必ずといっていいほど誰かしらラダックの知り合いに出くわすので、お茶を飲みながら長い間話し込んだり、時にはお宅へお呼ばれしたりしているうちに、日々が過ぎていった感じです(笑)。まあ、三年前にここで暮らし始めた時は、知り合いらしい知り合いもほとんどいなかったわけですから、有難いことだなあと思います。
そんなこんなで楽しい日々を過ごさせてもらっているのですが、うーん、何かが足りない。何だろう? と考えをめぐらせていると…思い当たりました。そう、「山の成分」が足りません(笑)。
というわけで、明後日から一週間ほど、トレッキングに出かけてきます。目的地は、レーからストク・カンリをはさんで南側に位置する、マルカ谷というところ。ラダックでは比較的ポピュラーなトレッキングルートですが、僕はまだ行ったことがなかったので、まだ混雑がそれほどでもないこの時期に行くには、ちょうどいいかな、と。
今回のトレッキングも、例によってガイドもコックも雇わない、ホースマンと馬たちとだけで行く旅になります。どうなることやらわかりませんが、ひさしぶりにラダックの自然を満喫してこようと思います。
帰ってきたら、また写真を交えたレポートをアップしますので、お楽しみに。
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