バスゴのラマゾギ(4)
祭りのクライマックスは騎馬祭です。村の裏手に開けた細長い畑を舞台に、7頭の馬とその乗り手が競い合います。たくさんの村人たちが集まってきました。
祭りのクライマックスは騎馬祭です。村の裏手に開けた細長い畑を舞台に、7頭の馬とその乗り手が競い合います。たくさんの村人たちが集まってきました。
ロサルが明けて9日目、祭りはいよいよクライマックスを迎えます。昨日ラマゾギやラダク、カロクらが踊っていた広場の中央には、ツァンパを練って作ったヤクの人形とヤクの肉が供えられました。
ロサルから明けて8日目の朝、村の中で怪しげな集団に出会いました。村の少年たちが扮する彼らはウルブルと呼ばれ、白覆面に白装束、手にした鹿の角を振り回し、奇声を発しながら行進していきます。
ラダックではロサルの時、ラマゾギという来訪神による悪霊祓いの儀式を行う村がいくつか残っています。この風変わりな風習を取材するため、僕は下ラダックのバスゴという村を訪れました。 ロサルから明けて3日目、村の裏手にあるラブタ...
ロサル・タシデレ(あけましておめでとうございます)。12月10日、ラダックではロサル(正月)を迎えました。僕はロサルの2日前から、今年の春と夏に畑仕事を手伝ったシャクティのツェリン・ナムギャルさんの家を訪ねました。
12月4日は、ゲルクパの開祖ツォンカパの命日を記念するガルダン・ナムチョという灯明祭が、ラダックの各地で行われました。レーでは、日が暮れる頃から、普段は真っ暗なナムギャル・ツェモの山肌に、煌々と篝火が焚かれていました。