Days in Ladakh

ラダックに住む人々

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ラダックで暮らす人々の多くは、チベット系の民族であるラダック人(ラダクスパ)です。ほとんどの人はチベット仏教を信仰していて、服装や食事、風習など、チベットと共通する部分がたくさんあります。言語はチベット語の方言、ラダック語。チベット語と文字は同じですが、発音はかなり異なります。「ジュレー」というラダック語の挨拶は、「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」と何にでも使える便利な言葉です。

カルギルをはじめとするプリク地方には、バルティと呼ばれるアーリア系の民族が住んでいます。彼らの言語はチベット語の方言のバルティ語。シーア派のムスリムが大半です。

ラダック北西部のダー・ハヌーには、頭に花を飾る華やかな風習で知られる、ドクパ(ブロクパ)と呼ばれる人々が住んでいます。アーリア系民族ですが、仏教徒です。ラダック語ともバルティ語とも異なる、ドクスカットという言語を使っています。

このほか、ラダック東部のチャンタン高原には、チベット人の遊牧民たちが暮らしています。またラダックには、レー近郊のチョグラムサルなど、チベットから亡命してきた人々が多く住む場所もあります。最近は、カシミールをはじめとするインド各地からやってきた、インド人やネパール人の出稼ぎ労働者も多く見かけるようになりました。あと、目立つのは、軍人。インドにとって重要な軍事拠点でもあるラダックには、至るところにインド軍が駐留しています。

さまざまな人々が暮らしているラダックですが、観光業に従事している人や若い人には、かなりの確率で英語が通じます。インドでは、英語は第2公用語なのです。滞在中に英語だけで通してしまっても、困ることはあまりありません。